――前島さんは過去の作品はご覧になりましたか?
前島:はい、映像で見せていただきました。本当に人気シリーズなので、今回携わらせていただくことを発表した際に反響がとてもありました。崩壊シリーズの新作を待っていた皆さまの喜びと、私のファンの方々からの「崩壊シリーズに出るんだ! おめでとう!」という声をたくさんいただいたので、待望の新作に出演できることをうれしく思いつつ、少し緊張もしているのでドキドキしています。
――オークラさんの作品は初出演となりますね。
前島:「崩壊シリーズ」って人間力で勝負するというか、本当に役者さんの魅力がたくさん出ているなという印象があります。なので、私も自分を“崩壊”させるくらいに、新しい引き出しを求めてぶつかっていきたいと思っています。
山崎:いや、かわいくいてくれれば大丈夫ですよ。
前島:本当ですか?
山崎:うん、崩壊しないで(笑)。
前島:じゃあ、かわいくいます!(笑)
山崎:(第2弾の時に)もし第3弾をやるならば…とプロデューサーさんに唯一お願いしていたのが「かわいい子を呼んでください」っていうことだったので(笑)。稽古場にかわいい子がいるだけでテンションが変わってくるんですよね。
――それは芝居の話ではなく、個人的な話ですね(笑)。
山崎:そうです。個人的な話です。本当に大事なんです。
前島:女子力を磨いていきます!
山崎:お願いします!
――前島さんの今回の役どころは「こいつ、俺のこと好きなんじゃない?」と思わせるタイプということですが?
前島:一言でいうと小悪魔的な思わせぶりな役ですね。周りの人を巻き込んで、振り回すタイプです。私は、どちらかというと人を振り回すタイプではないので、どのような役柄になるのかとても楽しみですね。これまでの舞台では、妹役やかわいらしい役が多かったので、21歳になって一人の女性として、このような役どころを演じられるのはとても楽しみですし、ドキドキもしています。
山崎:実際に勘違いした男性が言い寄ってくるみたいなことってあるんですか?
前島:言い寄ってくる?(笑) いや、私、全然モテないんですよ。
山崎:モテないの!?
前島:このことは、飲みに行った時に本当に相談したい話なんですけど…。
山崎:モテないのはまずいよ。あれだけファンがいるたのに、モテないの!?
前島:そうなんです! 私、モテないんですよ(笑)。
山崎:ということは、普段は小悪魔的要素はないってことなのかな?
前島:ないと思います。中身が多分、おじいちゃんみたいなんですよ。
山崎:おじさんは通り越しちゃったんだ(笑)。
前島:落語ばかり聞いていて、浅草にばかり行ってるので…。
山崎:浅草だと18時、19時には閉店だもんね。
前島:閉まっちゃったら帰らないと…って感じですよね(笑)。なので、小悪魔とはちょっと程遠いので勉強します!
山崎:今は“小ババア”だもんね。
前島:本当に“小ババア”です(笑)。良いワードいただきました! 使います、“小ババア”(笑)。
――今作では新しい“大人な一面”を見せていただけそうですね。
前島:今は舞台のお仕事に加え、声優の活動もさせていただいているのですが、声優のお仕事ではキャラクターを表現することを念頭にステージに立つことが多いので、このような作品に出演でき、自分自身を表現できることはとても勉強になりますし、うれしいので、新しい一面もたくさん見せていきたいと思います。
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