乃木坂46の桜井玲香が、8月2日(金)より上演される舞台「THE BANK ROBBERY!~ダイヤモンド強奪大作戦~」に出演する。
本作は、2016年春にイギリス・ロンドンで開幕し、現在も上演中のコメディーの日本初上陸版。1958年のアメリカを舞台に、銀行からダイヤモンドを奪い出そうとするスリや脱獄囚たちのだまし、だまされ合いが展開する奇想天外な物語で、桜井は結婚詐欺師のカプリスを演じる。
ポスタービジュアル撮影の日に桜井を直撃し、初めて演じる役に触れた心境や作品への意気込み、舞台への思いなどを聞いた。
──この衣装とヘアメークが結婚詐欺師のイメージなわけですね。
そうですね(笑)。今日、この格好をして「あ、こういう子なんだ」って、ちょっとイメージがプラスされました。
1950年代の設定なんですけど、この時代らしい独特なファッション。出演者に女子が少ないので、“華やかにいこう!”みたいな感じで、スタッフさんとキャピキャピしながら、ヘアメークしていただきました。昔の人はこの髪形を当たり前のようにやっていたんだから大変だね、なんて話をしていました。
──稽古もまだ始まっていないこの時期(※取材時)の心境はどんな感じですか。
一番ワクワクするかも知れないです。ほとんどまっさらで「どんな作品になるのかな?」っていう妄想だけがふくらんでいるこの期間は好きですね。
──コメディーはほぼ初めてですよね。
ここまでがっつりと、なのは初めてですね。今までは頭を悩ませながら、シリアスな作品が続いていたので。
乃木坂46メンバーのいない初めての舞台がSETで少しだけコメディーの経験はありますけど、あのときは客演だったので、今回は自分も一から参加して作っていくっていう点では責任重大だなと思います。
──せりふや動きの掛け合いがポイントになりそうな作品ですね。台本の文字で読むよりも、舞台化されたときのほうが圧倒的に面白そうな。
私もまだどういう感じになるのか想像がついていませんけど、誰が何をやっているのか分からなくなりそうなくらいのドタバタなコメディーですね。
せりふのやりとりが巧みな作品なので、逆に言葉に遊ばれすぎないようにしなきゃなとは思っています。そんな作品で皆さんを笑わせないといけないのは、ちょっと緊張していますね。
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