西島秀俊と内野聖陽(せいよう)が演じる同性愛カップルの愛にあふれた日常が話題の「ドラマ24『きのう何食べた?』」(毎週金曜夜0:12-0:52ほか、テレビ東京系)。2人の同棲生活を切り取ったオープニング映像が好評だが、5月17日に放送された第7話では“別バージョン”のオープニング映像が限定公開され、話題を集めている。
ドラマ「きのう何食べた?」は、今月第43回講談社漫画賞を受賞したよしながふみによる人気コミックの連続ドラマ化。
2LDKのアパートで暮らす、料理上手で倹約家の弁護士・筧史朗(通称:シロさん/西島)と、その恋人で人当たりのいい美容師・矢吹賢二(通称:ケンジ/内野)の、ほろ苦くもあたたかい日常を、シロさんが毎日作る「おいしく安上がりな手料理」とともに描く。
OAU(OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND)が歌うオープニングテーマ「帰り道」とともに流れるタイトルバック映像も、そんな2人のほのぼのとした世界観が切り取られたもの。
キッチンで豚肉しょうが焼きを作るシロさんと、それをスマートフォンのカメラで撮影するケンジ。シロさんと2ショットを撮りたいケンジがときどきカメラにフレームインしてシロさんにキスしようとするなど、縦長の画面から2人の仲のよさがしみじみと伝わる映像だ。2人が席に着き、“いただきます”と手を合わせると「きのう何食べた?」の文字が浮かび上がる。
第7話では、それが少し違っていた。
シロさんがキッチンでしょうが焼きを作るのは一緒だが、傍らではソファーに横になってヘッドフォンで音楽を聴くケンジ。シロさんに声をかけられると、食卓に並んだ料理に“わぁ!”と歓声を上げ(音声は入っていないが)、いそいそとご飯をよそい始める。
その間にシロさんはグラスに麦茶を注ぎ、席に着いた2人が“いただきます”と手を合わせる――という内容。従来バージョンよりも愛情表現はおとなしめだが、その分、何気ない日常にウキウキする2人の表情が印象的だ。
この映像が流れると、ファンからはさっそく「オープニング変わった?」「ケンジがご飯よそってた…ほのぼの」「別バージョンがあるって贅沢!!」といった多くの声がSNSなどで上がった。
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