――女優として活動してきたことで、山崎さんとの共演は前回とまた違った心境だと思います。
前島:そうですね。女優として活動してきたからこそ、時を経て、もう一度共演させていただくことは、とてもうれしいですし、今回は共演者の方々もそうそうたる先輩方なので、勉強させていただきたいと思っています。
山崎:いやいや、逆なんだよな。申し訳ないけど、頼るのは僕たちなんだよね。
前島:えっ、そうなんですか?
山崎:だらしないんだよね、僕たちは。なので、引っ張っていってもらいたいと思っているからね。
前島:今回初出演の若手のお二人(松島庄汰、安西慎太郎)が心強い方たちなので、私もついていきたいと思っています。
山崎:本当に初出演の3人は心配していなくて、むしろ信用していますからね。前島さんに対しては、グループ当時、センターにいることも大変だったと思いますし、その頃から何かを背負って活動している芯を持った人だと思っていたので、若い時からすごいなと思って見ていました。
舞台も何回か拝見していますけど、やっぱり芯のある女優さんだと感じましたし、そういった意味で安心して体重を預けられると思っています。
――初出演の方もいらっしゃる中で、前作から空気感や変化などはありますか?
山崎:第1弾から一緒のメンバーもいますけど、やっぱり新しい方が入ってきてくださるってことは大きいですよね。どうしても知っているメンバーだけですと楽なのでなれ合ってしまう部分も出てきてしまうので、新たに入ってきてくださる3人がいることで、我々も緊張感を持てます。
今作の稽古が始まる前、松島君の舞台を拝見させていただいたら、とてもいいお芝居をされていましたし、終演後にお話ししたら、一言目で「この子は大丈夫。しっかりしている」と感じるほどの役者さんだったので、逆に怒られるんじゃないか、っていうね。「第1弾、第2弾で何をしていたんですか? 終わったらすぐに飲みに行くという話しか稽古場でしていませんけど、大丈夫なんですか」って(笑)。だいたい稽古の途中から(店を探すために)ネットを見ていますからね。
前島:ふふふ(笑)。
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