今回の脚本ではお国がいまだかつてなく深く描かれており、今まで幽霊の出てくるファンタジーと思われてきた物語に濃厚な人間味が出ていてワクワクしました。
お国は欲望に抗えない性格の悪い女ですが、その存在はとても生々しく現代的で、女として気持ちが分かる部分もあります。面白がって演じようと思っています。
歌舞伎などでは、情けない男として描かれる源次郎役が本作品では一筋縄ではいかない悪人キャラとして丁寧に描かれていて、みんなが知っている「牡丹燈籠」とはかなり違った新しい「牡丹燈籠」になっています。
源次郎役はいわゆる「色悪」。型があるようでないので、昔の長谷川一夫や市川雷蔵の時代劇を見直して研究中です!
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