“鉄道ファン”福澤朗、愛する鉄道に対し「親戚のおじさんみたいな感覚」

2019/06/03 12:00 配信

バラエティー インタビュー

「開運!なんでも鑑定団」に出演の福澤朗


“乗り鉄”の中の“呑み鉄”タイプ


――鉄道ファンにもさまざまなタイプがありますが、福澤さんは鉄道に乗って楽しむ“乗り鉄”なんですよね。

乗り鉄の中にもパターンがあって、私は乗車しながら、沿線のお酒を飲む“呑み鉄”というジャンルです。

車両、つり革、扇風機、時刻表など一つのものをとことん愛するファンもいますが、私は鉄道全般に寄り添っているようなイメージです。

いろんな番組で鉄道関係のロケをさせていただいてますが、日本の良さや、沿線の素晴らしい景色を伝えることができたらいいなと思います。

――普段、どの程度鉄道旅に行かれますか?

頻繁にはいけないんですよね。夏になるとぜいたくして、東海道本線もしくは横須賀線のグリーン車の2階の窓際の席を確保して出掛けます。

お酒を飲みながら車窓の風景を楽しみ、ガタンゴトンというジョイント音を体感し、小田原ぐらいまで行って戻ってきます。

「何が楽しいんだ?」と言われると返す言葉もないんですが、楽しいんです(笑)。鉄道に包まれているということが、良いんですよね。

――プライベートや取材などでたくさん鉄道に乗ってこられた福澤さんが、印象に残っている列車を教えてください。

普段乗れない鉄道という点で、JR九州の「或る列車」という金色の車体の豪華列車です。

番組で、長崎周辺を旅させていただきました。車内で飲ませていただいたお酒も絶品でしたが、窓の外に手を振ると、沿道の皆さんが手を振り返してくれるという温かさがうれしかったです。九州という地域に対する愛情が湧いてくるというか、歓迎されているんだと感じましたね。

なおかつ、或る列車は“幻”の客車で、歴史的部分も含めて非常に深く心に残っています。鉄道に興味ない人にも乗って欲しいです。