仮面ライダーカードを捨ててしまい…
――続いて番組全体について。福澤さんは「鑑定団」のMCに就任して3年がたちましたが、普段の収録の雰囲気を教えてください。
台本もなくアドリブトークなので、いい刺激になって、楽しいです。今田耕司さんと片渕茜アナウンサーとは打ち合わせもしていません。
なので、オープニングで今田さんが話を始めて「このネタで来たか」と、僕はそれに乗っかっています。
以前フリートークで10分ほど話して、その後登場するゲストの方に「長い」と言われたこともありました(笑)。ですが、スタジオを温めるという点において、大切だと思っています。
――福澤さんが収集しているものはありますか?
鉄道グッズでは番組に依頼できるほどの品は持っていないです。昔、仮面ライダーカードをたくさん集めていました。ただ中学に入る時に捨ててしまったんですけど、以前番組に仮面ライダーカードが出てきて、かなりの値段がついていました。シーツの端をかむほど悔しい思いをしました(笑)。
それ以降、息子に「箱もきちんと保存しておくように」と教えています。
貴重なお宝で言うと、長嶋茂雄さんが背番号33で、監督をしていた頃のサイン入りジャンパーを頂きました。
あと、やなせたかし先生が描かれた「アンパンマン」のイラストとサイン。他にも、とんねるずのバラエティー番組で誕生した憲太郎画伯こと木梨憲武さんが、初めてパソコンを使って書いた絵画を持っています。
――福澤さん自身は、お宝を見極める力はつきましたか?
今のところ真贋(しんがん)の目はないです。番組の流れ的に「これは本物だ」「こうきたら偽物かな?」という読みはできるのですが、その裏をかくのもスタッフなので、そういった部分での戦いもあります(笑)。
僕らも鑑定結果を知らないので、あれこれ言っていますが、解説を聞くと納得するので、鑑定士の皆さんのお力はすごいなと感じます。
毎週火曜夜8:54-9:54ほか
テレビ東京系ほかにて放送
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