そして、チラシの表面と裏面をつなぎ合わせると、1枚のビジュアルに。写真は、写真家・佐内正史氏が本作のために撮り下ろし、手書きのキャッチコピー「いききっちゃうんだ」は原作者の新井の手書きによるもの。
新井は「初めて真利子くんにあった日から今、ここまでの道のりが、まんま“宮本から君へ”でした。『映像は“宮本”好きな人を集めたい!』と語る彼に、原作者の僕は『それは、その思いだけで十分」と…。ところが、そこに池松くんの熱が加わり、さらに演者、スタッフ、製作、音楽、全てに僕の想像を超えた熱情が噴き出しました。これ、“感謝”はおこがましいので、関係者の皆さんの“歓び”になっていたなら幸せです」と明かす。
さらに、「僕にとって“僕のものじゃなくなる!”って、寂しさのない爽快感は、“誰かのものになった!”うれしさ、達成感と相まって、最高のごちそうとなりました。エネルギーに満ちた映画なんです! ゴツゴツした魂の塊の岩を、勢いで積み上げ、固めた爆弾ようです! 女の人に向けた映画です!」と熱く語る。
最後に「25年前に僕が片付けられなかった“あのシーン”の顛末、ずっと残っていた心の罪の思いを、僕の子供のような歳の、2人の演者が救済してくれました!!
理屈じゃ感動できない僕には、最高の贈られ物でした!! 生きているってのは、誰かから誰かへと想像もできない感情を生み出してくれます!!『宮本から君へ』ぜひ劇場で確かめてみてください!!」と語った。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)