細川茂樹が語る! 4K時代のテレビ&コンテンツとは!?

2019/06/04 07:00 配信

芸能一般

細川茂樹撮影=小川伸晃


4K放送の開始から約半年。視聴できる番組の数とともに、4Kテレビの売り上げも増えつつある。これから4Kが普及していくと、具体的に何が変わるのだろうか?テレビに出演する側のタレントは4K時代をどのように考えているのか?今回は、家電に造詣が深い細川茂樹さんに直撃してみた。

もう「テレビ」と呼ばなくていいのかもしれない


――家電好きで有名な細川さんですが、俳優、タレントとして、テレビとはどのような存在なんでしょうか?

テレビは以前、「家電の王様」と呼ばれた時代がありますよね。その「家電の王様」という立ち位置のテレビの中で、自分が仕事をできるというのは、ある意味誇らしいというか、今もうれしく思います。だから俳優陣やタレントさんはテレビにこだわる方も多いと思います。大画面で自分を見る方も多いのではないでしょうか。

――初めてテレビに映った自分を見たとき、どのように思いましたか?

恥ずかしかったですね(笑)。僕が子供のころ、父親が8mmカメラが好きだったんです。だからホームビデオを見るような感じで、映写機で自分の姿を見ていました。その延長で、僕はテレビというよりも、“映像”という捉え方をしています。自分の見てきた映像は、8mmフィルムから始まり、今は4Kまで来ている。相当な技術と進化を見させてもらっていますね。

撮影=小川伸晃


また「テレビ」というと、テレビ番組といったコンテンツの話を指していたことが多いと思いますが、今は「テレビ」という呼び方はしているものの、テレビ番組だけではなく、ゲーム、動画配信サービスやDVD、ブルーレイも画面に映すという意味で、テレビ自体が「映像のデパート」になりましたよね。だから「テレビ」という呼び名でなくてもいいのかなって、実は思っています。

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