遠藤憲一“被害者の父親”を熱演「かなりハードルの高い役」

2019/06/05 07:00 配信

ドラマ

オトナの土ドラ「それぞれの断崖」で主演を務める遠藤憲一(C)東海テレビ

俳優の遠藤憲一が、8月3日(土)夜11時40分からスタートするオトナの土ドラ「それぞれの断崖」(フジテレビ系)で主演を務めることが明らかとなった。社会派ミステリーの名手・小杉健治氏の同名小説を原作に、遠藤は少年事件の「被害者の父」を演じる。

遠藤演じる志方(しかた)恭一郎は、都内にあるマルコーコンピューター社の企画開発部長。5年前に購入した郊外の一軒家に、妻と娘2人、息子の5人で住んでいる。

ある日帰宅した恭一郎を待っていたのは息子の訃報。14歳の息子・恭介が刺殺される。警察やマスコミにアリバイを調べられ、恭介が死んだ時間によからぬ場所に出入りしていたと家族からも責められ、恭一郎は疑いを掛けられる。

だが、事件は思わぬ展開をみせていく。恭介と同級生の少年・八巻満が捕まった。年齢は13歳。少年法で固く守られ、14歳に満たない者に、犯した罪に見合う刑罰が下されることはない。

14歳の息子が同級生に殺され「被害者の父」となった恭一郎は、家族が崩壊していく中、憎悪の果てに「加害者の母」を探し出すが、絶対に許せないはずの女に自分と同じ苦しみを見て、心揺さぶられる。

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