――今回のオファーを受けていかがですか。
「人気ドラマに出させてもらえる!」という喜びと、「AI役ってなんだ?」という疑問が混在していましたが、結果、(声の出演だけで)顔は出ないということが分かり、ちょっと複雑な気分になりましたが全力で演じました。
――「AIケンジ」役をやってみてどうでしたか。
AIってこんな気分なのかなと。(ドラマ中で、「AIケンジ」は人間の質問に答えたり、その作業をアシストしたりするが)アナウンサーとして、なかなか人から質問されるということがあまりないもので、いつものテンションとは違う自分になってしまったなと思います。人に頼られているという感覚があって、軽く上から目線というか、少し生意気になってしまったかもしれません(笑)。
――演じてみて難しかったところは?
ケンジはAIなので、日本語以外の言語も話せるという設定で、英語で会話をするシーンがあるのですが、大変苦労しました。最近は、アナウンサーは英語くらい話せて当然みたいな空気がありますが、私、日本語以外は全く話せません。
横でネイティブの方に付いていただき指導を受けながら、練りに練った発音を収録しましたが、ぜひ放送を聞いて判断していただければ幸いです。これが昭和受験英語の弊害です。
――視聴者の皆さまへメッセージ
今回、AIという時代を象徴するような存在が、まさに物語のカギを握っていきます。近い将来、本当にこんなことが現実に起こるのではないかという気持ちでご覧いただけたらと思います。
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