斎藤工や永野、金子ノブアキ、映像クリエーター・清水康彦氏による映像制作プロジェクトチーム“チーム万力”の長編映画「MANRIKI」をショートバージョンに再編集した特別版が6月8日、東京・表参道ヒルズのスペースオーで開催された「SSFF & ASIA 2019(ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2019)」で世界初公開。
トークイベントも行われ、キャストの斎藤、永野、金子、DOBERMAN INFINITY・SWAY、そして清水監督が登壇し、“チーム万力”の絆や撮影の裏側などについて語った。
チーム万力の長編映画「MANRIKI」は、「ファッションイベントにゲスト出演したときに、感じた違和感から着想した」という永野の原案・原作に、斎藤工、監督・清水のクリエーティブエッセンスが詰め込まれた作品。
主演は斎藤が務め、その他のキャストには永野、金子、SWAY、小池樹里杏、神野三鈴らが名を連ねている。
さらに、金子が担当した劇中音楽と、清水監督の独創的な映像で、常識的観念にとらわれず自由なクリエーティブを実現した意欲作。「世界中の方々に楽しんでいただきたい!」という、圧倒的なエネルギーで作られた本作は、11月29日(金)の日本公開が決定している。
そして、2018年の「ショートショート フィルムフェスティバル」で長編の制作が発表された本作が、1年の時を経て、満を持しての公開に。
イベントの冒頭には、“チーム万力”の最新ショートフィルム「DEATH BIKE」を上映。チーム万力の色が全開で、SWAYの作品の世界観にバッチリとハマった内容に、集まった観客は吸い込まれるように鑑賞していた。
上映後、斎藤(齊藤工名義で企画・プロデュース)、永野(原案・脚本)、メインキャストのSWAY、清水監督が登壇すると、観客から大きな歓声が。
MCからチーム万力の結成理由と「DEATH BIKE」の制作経緯を聞かれた永野は「去年の6月にお笑いのライブでやったネタなんですけど、そこに来ていた監督から『ぜひ映像にしましょう』と言っていただき、『DEATH BIKE』と命名いただいた上で実現しました」とコメント。
SWAYは「自分はセリフがなく、台本だと上裸でバイクにまたがってエンジンを吹かしている、というのを見て、撮影日めがけて体づくりだけしていきました。でも、現場に着いたら黒のタンクトップが用意されていて、そのタンクトップにはイラッとしましたね(笑)」と笑いを交えながら、自身の役作りに対して語る。
撮影について、監督は「朝に現場に入って、夕方4時には終わったので、6時間ぐらいで終わりました(笑)」と明かし、SWAYは「1日の撮影で、このクオリティーができるんだ!と驚きましたし、もっとショートフィルムをやりたいと思いました」と満足そうに語った。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)