マキタスポーツ&スージー鈴木による音楽番組「ザ・カセットテープ・ミュージック」(毎週日曜夜9:00-9:55、BS12 トゥエルビ)発のコンピレーションCD『ザ・カセットテープ・ミュージック・CD』が6月9日(日)にリリースされた。
「ザ・カセットテープ・ミュージック」は、俳優・芸人・ミュージシャン・文筆家としてマルチに活躍するマキタスポーツと、音楽評論家・スージー鈴木の「音楽ずきおじさん」2人がMCを務める音楽番組。
カセットテープに入れて聴きたい1980年代を中心とする数々の名曲をピックアップし、その楽曲とアーティストの魅力を2人が分析・解説している。
『ザ・カセットテープ・ミュージック・CD』は、番組内で紹介した中から、えりすぐりの楽曲をセレクトした全32曲の2枚組。
DISC1(A面)には、2017年12月1日放送の「輝く!日本カセットテープ大賞」で『最優秀転調大賞』を授けた渡辺美里「My Revolution」(1986年)、2018年2月9日放送の「YMO特集」でYMO人脈の視点から取り上げたシーナ&ザ・ロケッツ「ユー・メイ・ドリーム」(1979年)、2018年3月2日放送「春の名曲フェア〜スージーの春〜」で紹介した渡辺真知子「唇よ、熱く君を語れ」(1980年)などを収録。
DISC2(B面)は、2017年11月10日放送「深淵なる井上陽水の名曲特集」でマキタスポーツが思い入れをもって熱く語った井上陽水&忌野清志郎による「帰れない二人」(1973年バージョン)、2018年10月14日放送の文藝春秋社収録「イントロいい曲特集」でスージー鈴木がセレクトしたオフコース「Yes-No」(1980年)など16曲。
「カセットじゃないの?」というツッコミはさておき、マキタスポーツ&スージー鈴木が番組用にセレクトした名曲からさらに厳選した楽曲群は、ヒット曲あり、掘り出しものあり、「よくぞこの曲を!」と再音源化を感謝したい曲ありの珠玉のラインアップとなっている。
ブックレットも凝った作り。全曲の歌詞はもちろん、マキタスポーツ、スージー鈴木による書き下ろし「マキタノートができるまで」「スージー鈴木の音楽評論『論』」や「激動の平成史年表」を収録。番組の秘蔵写真も満載している。
CDは「音楽のある風景」公式オンラインショップでの販売となる。
「ザ・カセットテープ・ミュージックCD」の発売記念トークイベントも6月11日(火)に東京・北沢タウンホールで開催されるが、こちらのチケットは完売している。
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