コンピレーションCD『ザ・カセットテープ・ミュージック・CD』リリースに当たり、マキタスポーツとスージー鈴木が会見。そのコメントを紹介する。
――番組発のCD『ザ・カセットテープ・ミュージック・CD』発売について思いを聞かせてください。
スージー:CDは売れますかねえ? 『ザ・カセットテープ・ミュージック・CD』。言葉からして意味不明(笑)。矛盾がありますよね。
マキタ:カセットテープなのにCDを売るという。しかも、CDというメディアはもはや古いものですからね(笑)。
――(笑)(笑)<記者陣爆笑>
マキタ:でも、サブスク(サブスクリプション)で音楽を聴く習慣というのは、年齢が高い方はあまりないでしょうから。CDというメディアで、昔の曲を再評価するというのは、価値のあることだと思います。
――収録曲はどんな内容に?
スージー:番組の中で取り上げた曲が中心ですね。あの曲や、あの曲、さらにはあの曲。
マキタ:「おっさんホイホイ」ってよくいうけど、「おっさんホイホイ」のコンピレーションCDってよくあるじゃないですか。他と違うのは、中身でしょうね。ブックレットもそうですし、一回マキタ&スージーフィルターを通したものですから、色味が変わっていると思いますよ。
――ブックレットはどういうものですか?
マキタ:書き下ろしですね。ライナーであらためて分析しているものが入ってます。
スージー:たいへん充実していてですね、読み応えたっぷり。
制作スタッフ:アイドルのように、秘蔵写真もいっぱい盛り込んでいます。
――2人の写真ですか?
スージー:要らねーって感じですけど(笑)。
マキタ:水着写真(笑)。水着グラビアとかも(笑)。
スージー:私は「音楽評論とは何か」という文章も書いています。いまさら誰も聞かないような話なんですけど、渋谷陽一チルドレンとして。
マキタ:僕はマキタノートの作り方を公開しています。自分の書いた自分のノートことを語ってるっていう(笑)。おめでたい奴だなって感じですけど。
――確かにあのノートは一度見てみたいんですよね。実際にどんなことが書かれているのか大変気になっています。
マキタ:昔、ジェームズ三木さんがつけていたメモというのがありましたけど、あれと同じようなもので(笑)。
スージー:(笑)。「春の歩み」(笑)。懐かしい。
マキタ:音楽における自分のそういう濃い体験をメモしているわけです。
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