――放送時間が変更されたり、CDも発売されたりする中で、番組ファンの広がりを実感するようなことはありますか?
マキタ:それはありますね。うれしかったのは東野幸治さんが見ていたことですね。「面白い!」って言ってくれて。
――視聴者や周囲の反応はビビッドにありますか?
スージー:そうですね。日曜(夜)9時ですからね。下町ロケット(※日曜劇場枠、TBS系)を相手にしているって感じで。ツイートの量もかなり増えてきていますし、まだまだメジャーになりたいですね。
マキタ:実感として思うんですけど、中高年というか、僕と同じ年代の人たちって意外とテレビ好きだなと。テレビをザッピングしていて気が付いて、「なんだろこれ?」という出会いはあるんだと思うんですよね。
で、こんなにおじさんたちがのびのびとしゃべっている番組というのはなかなかないと思うんです。
スージー:ないですよ!
マキタ:たいていは制限付きでしゃべっている。すごいシステマチックな番組に比べると、この番組は伸び縮みしながら、自由に、アメーバ的に、有機的に絡み合ってる。個人の裁量に任せられてる。
スタッフはそれをのぞき見して、つまむところをつまむ。彼らが合理のメスを入れるんです。僕らはただの珍獣で、自由にしゃべる。
スージー:地上波ではなかなかできないですよね。同じような質の番組でも、地上波ならジャニーズをそろえたりとか・・・。
マキタ:視覚的保険がありますよね。われわれいっさいないですから。内容勝負ということで。
――6月11日のイベントはどのような内容になるでしょうか。
スージー:基本的にはCDに入っている曲をネタにするんですけど、単に流すのではなく、その場でしか聴けないメドレーとか、もしかしたら、もしかしたらですけど、私とマキタさんのフォークデュオの生歌が・・・。
マキタ:やるかもしれませんね。
――これまでイベントを行った中では最も大きいホール(250人)ですね。
スージー:これが満員になったら、いよいよ山手線内の会場に。
マキタ:これを超えるとちょうどいい規模の小屋がなかなかないんですよね。ちゃんと席が設置出来て400~500人くらいの会場はあまりない。
スージー:夢は広がりますね。京大西部講堂とか(笑)。
マキタ:中野サンプラザとか、やってみたいなあと思うんですよ。でもやっぱりトーク主体。ファン感謝デー的になるんじゃないですかね。みんなでデイサービス的空間を…。
スージー:そうですそうです。「ミファミレド」体操とか、さまざまなエクササイズをね。
――「ミファミレド」をみんなでやることは定番化しそうですか?
マキタ:あれは人が増えれば増えるほどいいんですよ。1000人規模でやるところを想像してるんです。超バカバカしいでしょ(笑)。
スージー:やがては日本武道館で。だれかの前座か何かで(笑)。
――トークライブでしか聞けない話もいっぱいですよね。
スージー:放送禁止ネタもあるかもしれません。より自由に。BS12(じゅうに)だけに(笑)。
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