“女装男子”で話題の阿久津仁愛「女の子の気持ちが少しは分かったのかな」<俺スカインタビュー前編>

2019/06/11 06:00 配信

ドラマ インタビュー

光岡がメインだった第3話について


「女の子っぽいポーズって何だろう」と言いながらポーズを決めた撮影=阿部岳人


――第3話では光岡がキーパーソンで、不登校だったところから学校に行くようになる姿が描かれていました。演技してみていかがでしたか?

光岡という人物に対して真剣に向き合いましたね。学校に行く行かないっていうのが、光岡にとって生きるか死ぬかっていうくらい大切なことだったので、その思いがブレないように心掛けていました。

でも、いざ放送を見てみた時、「ここ、もうちょっとできたのに」っていう反省点もありました。逆に、「この時の表情は、自分が演じているけど自分じゃないみたいで、光岡に入り込んでて良かったな」っていうシーンもありましたね。

放送が終わった後は、Twitterのフォロワーが一気に増えましたし、周りで見てくれている友達とか家族も反応してくれます。あとは事務所に行った時に、会う人会う人に「良かったよ!」って言ってもらえました。あまりにもいろんな人に言われるので、うそじゃないかと疑っています(笑)。

――(第3話で)窓ガラス越しに原田先生と思いをぶつけ合ったり、原田先生と向き合うシーンも印象的でしたね。

古田さんとのシーンは、とにかくやりやすかったんですよ。原田先生としての熱量がすごかった。学校に行くぞって伝えてくれるところが心に響きましたし、光岡としてだけではなくて阿久津仁愛としてもグッとくる瞬間がありました。

先生の言葉があったからこそ、自分も何も考えなくても自然に言葉が出ましたし、その時は「何かキテる!」って感覚に陥りました。「すごい!自分が自分じゃないみたい!」って思いましたし、古田さんに引き出してもらいましたね。楽しかったし気持ちよかった。