ミニ番組部門最優秀賞には「おっぱいチェック体操」(チャンネル銀河/女性チャンネル♪LaLa TV/ムービープラス)が輝いた。「乳がん罹患率の高い世代の女子プロレスラーの方々に参加していただくことで、視聴者ターゲットを明確にしつつ、すごくおしゃれに作られている」(吉岡氏)ことが評価された。
編成企画部門最優秀賞には「家族になろうよ 犬と猫と私たちの未来 関連編成」(NHK BSプレミアム)。吉岡氏いわく、「“ペットにやさしくない社会は人間にもやさしくない”ということが伝わってくる。改めて、街を歩き、現場を知ることの大切さも感じた」という作品だ。
ほか、ドラマ部門は「連続ドラマW パンドラⅣ AI戦争」(WOWOWプライム)、ドキュメンタリー部門は「BS1スペシャル ボルトとダシャ マンホールチルドレン 20年の軌跡」(NHK BS1)、バラエティ部門は「Why?強くなった?卓球ニッポン」(NHK BS1)、アニメ部門「ムヒョとロージーの魔法律相談事務所」(BSスカパー!/アニマックス)が受賞。
また、惜しくも最優秀賞は逃した作品として「小河ドラマ 竜馬がくる」(時代劇専門チャンネル)が審査員特別賞を受賞した。
新設された番宣部門初の最優秀賞を受賞したのは「特集:ランボー吹替 全5種」(ムービープラス)。人気アクション映画『ランボー』の吹替え版のうち、同じシーンの吹替え5種類を連続して見せるというユニークな企画。
また初のCAB-J賞は、「東北6県へのインバウンド施策」(ヒストリーチャンネル 日本・世界の歴史&エンタメ/東日本旅客鉄道株式会社)が受賞した。
7月17日(水)の授賞式では、これらの最優秀賞の中から大賞が発表される。なお、今年は式の模様をBSスカパー!とJ:COMで無料放送することが決定。森本氏と吉岡氏によると「授賞式にはゲストも呼ぶ予定」とのこと。
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