―― 一方、テレビの活動に関しては、「R-1ぐらんぷり」(フジテレビ系)ではファイナリストの常連となり、第1回の「女芸人No.1決定戦 THE W」(日本テレビ系、2017年)では見事優勝されて。それ以降、各局の番組にたくさん出演するようになりました。この現状をご自身ではどんなふうに捉えていますか?
ホントに楽しいなって思います!…すいません、普通で(笑)。あと思うのは、やっぱりテレビのすごさというか。昔は、「YouTube見ました」とか「インスタ見ました」と声を掛けてくださる方がほとんどで、それはもちろんありがたいことなんですけど、テレビに一回出させてもらうと、ほとんどの方が「○○の番組、見ました」って声を掛けてくださるようになって。テレビの影響力ってほんまにすごいんやなって、改めて思いますね。
――いろんな番組に出演されてきた中で、テレビの仕事における課題は見つかりましたか?
ナンボでもあります。私は芸人さんが大好きやし、尊敬してるんですけど、その割に「自分が、自分が」ってなってしまうんですね。共演してる芸人さんがエピソードトークをしてるのに、「ちょっといいですか?」って変な止め方して、自分の話を始めちゃったり、しかもその話も、最後までしゃべっても「結局何やねん」みたいな話だったり(笑)。ネットで検索してみると、「ゆりやん、空気止めるな」とか書かれていて、「ほんまにそうやな、すいません」って思います。やっぱり、ちゃんと話せるようになりたいし、ちゃんと人の話を聞いて、流れを見れるようになりたいですね。
――そのあたりは、場数を踏むことで、ある程度は克服できるものなんでしょうね。
「場数…バカ・ず~! しょうもな!(笑) こういうことをすぐ言ってしまうんですよ。こないだ、占い師さんから「あなたに話の腰の骨を折られるのを嫌がっている人がめっちゃいる」って言われたんですけど、考えたら、そこはもう占いと関係ないですよね(笑)。その占い師さんが個人的にそういう笑いを嫌がってるだけやないか、っていう。とにかく、みなさんにも占い師さんにも楽しんでもらえる芸人になりたいです!
――では最後に改めて、全国ツアーについてメッセージをお願いします。
今回、初めて全国ツアーをやらせていただきます。テレビとは違う私のネタを楽しんでいただきたいですし、ゲストの方が誰なのかも楽しみにしていただきたいです。で、ゆりやんレトリィバァの単独ライブならではの「こいつは何がやりたいんや」っていう、そういうところも一緒に楽しんでもらえるようなライブになればと思っています。なので…(突然立ち上がり)落ち着いてぇ~~~(と言いながら部屋中を走り回った後、大見得を切って)来てや~!!」
――ありがとうございました!(笑)
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