――オファーを受けた時の感想を教えてください。
うれしかったです。すごい大役だなぁと思いながら緊張するなって感じですね。
(クランクイン前なのに)もう6話まで台本をもらっていて、結構いっぱい人が出てくるんですけど、すごくうまく、ちゃんとつながっていて、一気に読んじゃいました。
――小池さん演じる晴美はどんな人ですか
とてもノーマルな考えを持っている人です。愛していた人が突然亡くなって他に妻がいた…っていう状況を、ちゃんと客観的に見られています。
役割としては、いろんなものを元にあった位置に戻していく、“正す人”かな。みんなが好き勝手なことを言い始めたりとか、みんなの子どもがわちゃわちゃしたりしている中で、原点に戻して、調整する役割をしていますね。
また、子どもがすごくしっかりしているんですよ。母が弱った時とか、迷っている時にちょっとした一言をかけてくれて、その言葉で道が開ける。子どもは勝手に成長していくのねーって感じます(笑)。
夫に妻が3人いて、シェアハウスに住むという出来事ってすごく異質で、異次元みたいなことだから、大人たちの方が騒いでいるんですよね。
子どもの方が、シンプルにやらなきゃいけないことが見えていて、結構ハッとすることを言ってくれますね。
――小池さん自身がシェアハウスで暮らすとなったらいかがですか?
絶対無理!! だって温度一つでもけんかになりそうですよね、やっぱり(遠慮なく)言える人が強いじゃないですか。だいたいみんな顔色見て、「全然大丈夫です」って言ってストレスがたまっていくんだろうなぁとか思いますし、誰がご飯作るか、誰が掃除当番サボったとか…多方面で気を使いそう。
ましてや他人で、そこに子どももいるとなると…シェアハウスって大変ですよね。
(ハウスシェアリングしなければならないとしたら)一番下っ端として立ち回ると思います。仕切っていくよりも、みんなに従っている方が楽。プライベートでも、「これ嫌だ」って言ったりとか、怒ったりとかってめったにない人間なんですよ。
「いいよいいよ」って自分が折れた方が楽だから、もし暮らすとなったらそういう立場になるんだろうなぁと思います。
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