中村倫也、理想の女性は“グリーンカレー”を作ってくれる人?「どこかにいい人いないかな」

2019/06/20 05:30 配信

映画

舞台あいさつに登壇した中野量太監督と中村倫也(写真左から)(C)2019『長いお別れ』製作委員会 (C)中島京子/文藝春秋

公開中の映画「長いお別れ」の舞台あいさつが6月19日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われ、出演者の中村倫也中野量太監督が登壇した。

本作は、直木賞作家である中島京子の同名小説を映画化したもので、ある日、厳格な父が認知症となってしまった家族の、“お別れ”までの7年間を描く物語。

中村は、主演の蒼井優扮(ふん)する東家の次女・芙美の恋人・磐田道彦役で出演している。

舞台あいさつで、中村は今作の脚本を読み「小学生の頃、ひいおばあちゃんが介護が必要で。小さいながらにお見舞いに行ったり、僕のことも分かってはくれていないんだけど、一緒に遊んだりといういとおしい記憶を思い出しました」と幼い頃の思い出を振り返り、続けて「僕自身、完成を楽しみにしていた作品なんです。道彦もいい人なんだけど、どこか頼りないというか、あぁいるな、とみんなに感じてもらえるキャラクターにできるといいなと思っていました」と自身が演じた役柄に込めた思いを語った。