トニー賞女優も振付で参加! 「ひょうきん族」「いいとも」の構成作家が新たに挑む“日本総狂宴ステージ”

2019/06/20 07:20 配信

芸能一般

「地上波のテレビがつまらなくなったなんて僕は思わない。今が一番面白い、それがテレビだから」


今見ている番組として、海外ドラマや「HITOSHI MATSUMOTO presents ドキュメンタル」、「プレバト!!」を挙げた高平哲郎氏(右)


──さて、話はちょっと逸れますが、高平さんは80年代を中心に数々の伝説のバラエティー番組の構成を手掛けてこられました。ザテレビジョンとして、ぜひお聞きしたいのですが、高平さんは最近のテレビをどうご覧になっているのでしょうか。

高平哲郎:正直、今、Amazonプライム・ビデオでHBO(※アメリカの衛星・ケーブル放送局)のドラマばっかり見てるんですよ。暇なときは、海外ドラマを8話くらい続けて見ちゃう。あと、同じAmazon(プライム・ビデオ)でやってる「(HITOSHI MATSUMOTO presents)ドキュメンタル」も面白くて、全シリーズ見てる。とはいっても、地上波の番組も見てますよ。「プレバト!!」(TBS系)なんかは好きで、毎週見てるし。仕事の意識ではなく、単純に面白いと思うものを楽しんで見ている感じですね。

最近は、地上波のテレビがつまらなくなったなんて言われてるけど、僕は決してそうは思わない。僕も関わっていた80年代のテレビが面白かった、という人も多いみたいだけど、それも違うと思う。だって、80年代に60年代のバラエティー番組をビデオで見ても、ちっとも面白くなかったもん(笑)。だから今、80年代に人気があった番組を見たって、絶対に面白くないと思いますよ。今が一番面白い、それがテレビだから。やっぱりテレビって、常に時代と寝ているメディアだからね。

「KEREN」のフィナーレ


──ありがとうございます。では最後に、「KEREN」の今後の展望をお聞かせください。

高平:ひとまず公演は8月まで続きますが、最初にお話しした通り、とにかく大阪以外の方々に、もっとたくさん見に来てほしいですね。そして公演が終わった後も、大阪以外のどこかで公演できたら、という思いはあります。もちろん海外も含めてね。例えば、この公演を丸ごとどこかの国に買ってもらえたら、この公演に関わってくれた人たちに対する恩返しにもなるし。

バーヨーク・リー:一つのステージに10のストーリーが入った作品というのは、ニューヨークにもラスベガスにもないので、今後も長く続いてほしいという気持ちが強くあります。老若男女、誰でも楽しめる作品なので、世界中の方々に見てほしい。きっと、今までに味わったことのないような面白い体験ができると思いますので、ぜひ大阪まで見に来てください。

高平哲郎氏の「高」は「はしごだか」が正式表記

「大阪以外の方々に、もっとたくさん見てほしい」(高平哲郎)、「今まで味わったことのないような面白い体験ができるはず」(バーヨーク・リー)と、それぞれ「KEREN」を熱くPR