黒沢清監督による最新作、映画「旅のおわり世界のはじまり」公開記念として、加瀬亮と青木崇高のトークイベントが6月21日に東京・テアトル新宿で行われた。
青木は、本作でカメラマン・岩尾役として出演する加瀬が約1カ月間に及ぶウズベキスタンでの撮影中、加瀬に会うためだけに弾丸ツアーを敢行。旅行道中の軌跡を青木が独自で撮影&編集したスペシャル映像「あおきむねたかのウズベキスタンまでちょっと会いに。」を鑑賞しながらのトークで、映画出演者ではない俳優が登壇するという、激レアイベントとなった。
マーティン・スコセッシ監督の「沈黙-サイレンス-」(2016年)での共演を経て、親交を深めたという2人。加瀬は今回のことについて、「僕は、(役者として)お客さんには映画の役として見ていただきたいので、プライベートを見せないようにしているのですが、青木くんの初監督作品ということで、今回はこのルールを破りました(笑)」とコメント。
青木も、「貴重な機会いただきました(笑)。僕は、以前ここで主演映画の舞台あいさつをしたことがあるのですが、今日は立ち見の方までいて、その時以上にお客さんが入っている!加瀬さんのおかげですね、ありがとうございます(笑)」と会場の笑いを誘った。
渡航したきっかけについて青木は、「近いうち、ご飯どうですか?」(青木)、「行きたいけど、もうすぐ撮影で1カ月ウズベキスタンに行くんだよ」(加瀬)、「ウズベキスタン…いいなぁ…遊びに行こうかな…」(青木)、「来てほしい(笑)」(加瀬)という簡単なメールでのやりとりのみだったことを告白。
しかも青木は、大河ドラマ「西郷どん」(NHK総合ほか)の撮影期間中で、渡航前日の撮影も天気予報は雨だったが、当日晴れて、無事撮影が行われたことで渡航できたというエピソードも披露。
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