佐藤健主演「ひとよ」に佐々木蔵之介、MEGUMIら決定「出演するほぼ全シーンが怒りに震えていて…」

2019/06/26 07:00 配信

映画

出演が決まった音尾琢真、佐々木蔵之介、筒井真理子、大悟、MEGUMI、韓英恵、浅利陽介(写真左上から時計回り)(C)2019「ひとよ」製作委員会

豪華キャストがズラリ


稲丸タクシーの2代目社長であり、3きょうだいの母・稲村こはる(田中裕子)のおいに当たる丸井進役で音尾が出演。

白石和彌監督作品への参加が通算9作目となる音尾は「白石監督は温厚な方なので、相変わらず現場の雰囲気は良くて、落ち着くお家に帰ってきたような、故郷に帰ってきたような感覚になりました」と振り返る。

一方、未亡人で一人娘を養う、稲丸タクシーの事務員・柴田弓を演じる筒井は「白石監督の作品を数多く拝見していて、作風から緊張感のある現場かなと思っていましたが、すごく柔らかくてみんな楽しげで、ちょっと意外でした」と語った。

稲丸タクシーのドライバーで雄二(佐藤)の同級生・歌川要一を演じる浅利は「台本を読んだ限り、ズシッと残るものがあり、最後に家族の愛っていいなと思ったので、皆さんにも伝わればうれしいなと思います。それぞれの個性的なキャラクターが相まって、どんなクライマックスになるのか、期待しています」とコメント。

同じく、雄二の同級生で女性ドライバーの牛久真貴を演じる韓は「モー(牛久真貴の愛称)はヤンキーながら、稲丸タクシーを支えていく気持ちがあり、頼り甲斐のあるキャラでありたいと思い演じました。全力を出し切ったのでクランクアップして率直に寂しく、まだあの世界に浸っていたい気持ちが残っています」と役に懸ける思いを明かした。

また、別居中の大樹(鈴木)の妻・稲村二三子を演じるMEGUMIは「役柄と同じく私も子どもがいるので、感情移入できた部分があり、心が震えるような場面が何度もありました。出演するほぼ全シーンが怒りに震えていて、激しくて、台本を最初に読んだ時よりも何百倍も肉体的に削られましたが、精神的には鈴木亮平さんに監督、そしてスタッフさんに今までの自分にないものを引き出していただき感謝しています」と撮影時を振り返った。

最後に、稲丸タクシーに乗りあわせるチンピラ・友國淳也を演じる大悟は「白石監督は、『孤狼の血』とかを見て、勝手にめちゃくちゃ怖い人かなと思っていたら、すごい物腰の柔らかい方でビックリしました。“クセ”は強くなかったですね。とても優しい、紳士な方でした」と監督への印象を語った。