田中美佐子、“一文字違い”の田中美里と遠藤憲一主演作で共演!「バチバチあるかも」

2019/06/28 07:00 配信

ドラマ

不登校で、家庭内暴力を振るう息子・恭介(渡邉蒼)を止めようとする父・恭一郎(遠藤憲一)(C)東海テレビ


八巻はつみ役・田中美里コメント


オファーを頂いた時、すごく難しい役だけど、こんなにやりがいのある役はめったにないので絶対やりたいと思いました。

母親は何度も演じてきましたが、”殺人者となる子を持つ母”というのは初めてなので想像してもし尽くせず。

また禁断の愛に落ちる役というのも初めてで、単に艶っぽいというだけでなく、そういったシーンに葛藤や悲しみ、それこそ純粋さも入り混じったような感情も含めて表現しなければならないので、とても難しいと思っています。

遠藤さんとは19年ぶりの共演です。先日そのドラマを見返して、遠藤さんが多くを語らず憂いを目で表現していて、あらためて志方役にぴったりだと思いました。

田中美佐子さんとは初共演です。すごくナチュラルに繊細な部分まで表現される方なので間近で見て学びたいです。役柄上、少し先となりそうですが、一緒にお芝居する日が楽しみです!

志方雪子役・田中美佐子コメント


オファー時、主演が遠藤憲一さんと聞いて、すぐ「やりたい!」と答えましたが、その後、企画書を読んでものすごい話だな、と。同世代の娘をもつ身としては“子を殺された母”なんて現実には絶対あってほしくないですね。

今までいろいろな役をやってきて“こんな人間、現実にはいないでしょ”という人物像でも、私は“世の中に絶対一人はいる”と信じて演じてきましたが、今回それが初めて揺らぐかもしれません。

私が思う遠藤憲一さんの一番の魅力は、気が弱いところ。若い頃は、前に出ることができないタイプで苦労されていて、だからこそ今、必死に自分を表現している姿がすごくすてきだなと思います。

田中美里さんとは、名前が一文字違い故、一緒にキャスティングされることはないかなと思っていたので、今回実現できてよかったです。

実は美里さんがご自身のラジオ番組で話した内容に対し「この前の(ラジオ)面白かったです」「ファンになりました」と、言われることが度々あり、それだけ人気のある方なので私は得をしていました。でも今回の脚本を読むと…この夏きっと演技上でバチバチあるかもですね(笑)。