志尊淳、平手友梨奈、玉城ティナ、佐野勇斗、高杉真宙…旬の俳優が夏を駆け抜ける! 高校生たちの輝ける青春<ザテレビジョンシネマ部>

2019/07/05 07:00 配信

アイドル

『わたしに××しなさい!』(C)遠山えま/講談社 (C)2018「わたしに××しなさい!」製作委員会


■こちらも注目株 小関裕太

北見役の小関裕太。11歳の時に出演した子ども向け番組『天才てれびくんMAX』のてれび戦士として注目された彼も今年で24歳。『春待つ僕ら(2018)』では長身を生かしてバスケ選手を演じていたが、本作では見事に鍛え上げられた肉体美を披露し、雪菜だけでなく、女性ファンの目をクギ付けにすることだろう。

『響-HIBIKI-(2018)』 映画初主演で魅せた平手友梨奈の異才


『響-HIBIKI-』(C)2018 映画「響-HIBIKI-」製作委員会 (C)柳本光晴/小学館


映画初出演にして初主演を務め、強烈なインパクトを残したのが、欅坂46の絶対的センターである平手友梨奈だ。2017年のマンガ大賞を受賞した、柳本光晴のコミックを実写化した『響-HIBIKI-』(7月20日夜10:00 WOWOWシネマ ほか)は、彗星のごとく現われ、芥川賞と直木賞のWノミネートを果たす15歳の天才女子高校生小説家、響(平手)が文壇に衝撃を与える姿を描く青春ドラマだ。

「殺すぞ」と言ってすごんできた相手の指を表情変えずに折り、気に入らない小説が並んだ文芸部の部室の本棚を倒し、偉そうな先輩作家には顔面に回し蹴りを食らわせる…。そんな自分の信じる生き方を曲げず、世間の常識にも囚われない響の生き様は、ストイックな存在感を放つ平手自身に重なる部分も多い。また、破天荒な性格ゆえ、出版社編集者ら、オトナたちを振り回す響だが、平手自身もまた「最終的に出演を決めたのは、クランクインの1週間前」という、大物っぷりを発揮!

劇中の響と同様、オトナたちを翻弄する彼女の異才&カリスマ性は、第42回日本アカデミー賞や第28回日本映画批評家大賞などの新人俳優賞受賞という結果を残した。アイドルの枠を超えた、次回作が気になる女優なのだ。