小栗旬、驚異のシンクロ率…! 蜷川実花撮影で“太宰治のポーズ”を再現

2019/07/01 12:00 配信

映画

映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」から、太宰治のポーズを再現した“小栗旬=太宰”の写真が解禁となった(C)2019『人間失格』製作委員会

太宰治の遺作「人間失格」を映像化した、小栗旬主演映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」が9月13日(金)に公開。今回、予告編とビジュアルに続いて、太宰治のポーズを再現した“小栗旬=太宰”の写真が解禁となった。

太宰治「人間失格」の誕生秘話


太宰治が死の直前に完成させた「人間失格」を、事実を基にしたフィクションとして初めて映画化した本作。

累計1200万部以上を売り上げ、現在もなお単一書籍として歴代ベストセラーランキングのトップを争う「人間失格」の誕生秘話を、太宰自身と彼を愛した3人の女性たちの目線から描き出す。

監督を蜷川実花が務め、太宰役に小栗、太宰を献身的に支える正妻・津島美知子役に宮沢りえ、太宰の愛人であり弟子でもある太田静子役に沢尻エリカ、太宰の愛人で最後の女・山崎富栄役に二階堂ふみを起用。

さらに、太宰と女たちを取り巻く男性陣にも、成田凌千葉雄大瀬戸康史高良健吾藤原竜也ら超豪華キャストが集結している。

太宰治の写真を小栗旬×蜷川実花で再現!


先日、予告編とビジュアルが解禁され、SNSでは「最高過ぎてヤバい!」「にやにやが止まらない」「小栗旬が太宰治をやるとかもうエロすぎる」など、早くも小栗の色気が話題に。

そしてこのたび、太宰治の写真として残る有名な1枚を再現した写真が解禁となった。

太宰本人の写真は1946年に東京・銀座にあるバー・ルパンで撮影されたもの。太宰が憩いの場として通っていたルパンは、藤原が演じる坂口安吾の他、数々の文豪や写真家らも常連だったという。

一方、驚異のシンクロ率を見せる今回の“小栗旬=太宰”を撮影したのは、本作の監督で世界でも活躍する写真家の蜷川。

実際にルパンの太宰が座っていた席と同じ場所で撮影され、指先からつま先まで、完璧に再現されたこだわりの1枚となった。

小栗は、本作の撮影に当たり「最高の孤独とはいったいどこに存在しているのか、手に入るものなのか。そんなことを日々感じながら、一歩一歩、太宰に寄り添いながら過ごした」という。

実際に細身の太宰に近づけるため、撮影開始までに大幅な減量を行い、撮影中も病で体を壊していく様を表現するため、体力の限界まで減量を継続した。

蜷川監督が「30代の男性として成熟していく過程を見て、この役は彼にしかできないと思った」と語るように、心身ともに太宰治を演じ切った、“誰も見たことのない小栗旬”がこの1枚にも存分に表現されている。