西島秀俊と内野聖陽(せいよう)がダブル主演を務め、何気ない日常に訪れる幸せを描く「きのう何食べた?」(テレビ東京系)が6月28日、最終回を迎えた。幸せを噛みしめ、相手を思いやる愛あふれるやりとりに感動の声が続々と上がっている。(以下、ネタバレがあります)
コミックを原作に、料理上手で倹約家の弁護士・筧史朗(通称:シロさん/西島)と、その恋人で人当たりのいい美容師・矢吹賢二(通称:ケンジ/内野)の穏やかな日常をドラマ化した「きのう何食べた?」。最終回では、シロさんがケンジを両親に紹介するエピソードが描かれた。
ガチガチに緊張しながらもシロさんに連れられて筧家を訪れたケンジ。父・悟朗(田山涼成)や母・久栄(梶芽衣子)とおせちや鶏のから揚げを囲んだ。
そして、その帰り道。ケンジはシロさんに、素直な思いを語り始めた。
「夢みたい。恋人の実家に遊びに行って、親御さんとご飯食べる日が来るなんて。だって…俺には、そんな日が来るなんて永久にないって思ってたもん…」。話しながら、ケンジの目には涙があふれてくる。シロさんへの感謝と愛情で胸がいっぱいになったケンジは、「もう、俺ここで死んでもいい…」とつぶやいた。
すると、シロさんが励ますように言葉をかけた。「食いもん、油と糖分控えてさ。薄味にして、腹八分目で、長生きしような、俺たち」。ケンジは「うん…そうしよ」と頷き、2人は肩を寄せ合って再び歩き始めた――。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)