「第103回日本陸上競技選手権大会」の男子100m決勝が6月28日に行われ、日本記録保持者のサニブラウン・ハキーム選手が大会新記録の10秒02で優勝。9月27日(金)からカタールの首都・ドーハで開催される「第17回世界陸上競技選手権大会」(世界陸上ドーハ)の代表に内定した。
直前まで降った大雨や向かい風0.3メートルの自然環境に加え、スタートにやや遅れたこともあり、期待された9秒台のタイムは出なかったものの大会記録は更新したサニブラウン選手。
「(10秒02というタイムに)なんともいえないタイム。(9秒台まで)あと0.03だったので、もうちょっとスタートをちゃんと出ていれば…。スタート練習を多めにやったのだが、そのスタートで出られなくて『なんだかなぁ』という感じでした」と反省を口にしつつも、後半にはすさまじい爆発力を見せつけ、自己ベスト9秒98の記録をもつ桐生祥秀選手らに完勝した。
世界陸上ドーハに向けては、サニブラウン選手はスタートを改善しつつ「決勝に入って、メダルが狙えるところまで練習していきたい」と意気込みを語った。
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