矢沢永吉が一夜限りのフェス「ONE NIGHT SHOW 2019」を、7月6日に千葉・幕張メッセで開催。ステージ上で7年ぶり、34枚目となるニューアルバム「いつか、その日が来る日まで...」を9月4日(水)に発売することをファンへサプライズ発表した。
矢沢の70歳アニバーサリーイヤーを記念して開催されたこのフェスには氣志團、KREVA、東京スカパラダイスオーケストラ(ゲスト=奥田民生)、MIYAVIらが集結。約2万人の観客を動員した。
トリで登場した矢沢は、フェスのタイトルでもある「ワン・ナイト・ショー」からスタート。ステージ上に炎が上がる派手な演出とともに「僕はあと2カ月ちょっとで70歳になります。70歳を過ぎても元気なロックシンガーはミック・ジャガーやエアロスミスなど。でも、日本にはまだいません。俺、やります。よろしく!」と宣言。
「Brother!」「YOU」「SEPTEMBER MOON」「SOMEBODY'S NIGHT」「ラスト・シーン」と続けた後、再び他アーティストたちを呼び込み「スカパラいらっしゃい! MIYAVI、初めてなんだけど最高! これだけバリバリだから、このメンバーで”Ha〜Ha”やろう!」と言って「止まらないHa〜Ha」を披露。
セッション中、一人一人と握手をしたりと、まさにワンナイトショーにふさわしいステージとなった。
最後に「YES MY LOVE」を熱唱した後、ステージ上の大スクリーンに突然「ニューアルバム発売決定!」の文字が。7年ぶり、34枚目のニューアルバム「いつか、その日が来る日まで...」を9月4日(水)に発売することをファンへサプライズ発表する、アニバーサリーらしい一夜となった。
各アーティストのパフォーマン中のコメントは以下の通り。
今日出演できるこの喜びを天国の父親と、木更津の母親と、そして俺に矢沢永吉を教えてくれた地元のバー「アデイ」のマスターに伝えたい。俺の50%の夢がかないました。残り50%は、アルバム「YAZAWA」で永ちゃんが着ているジャンパーと同じものを着てみること。
今日の衣装である白いスーツは、矢沢さんへのリスペクトの意味を込めて着させていただきました。矢沢さんが築いてきた、日本のロック魂を受け継いでいきたいと思っています。実は矢沢さんと同じ誕生日なので、今日ステージ上で初めてお会いできることを楽しみにしています。
矢沢さんへの敬意を表しつつ、思い切り暴れたいと思います。僕は34歳の時に初めて矢沢さんにお会いしました。「酒は30代まではいくらでも飲める、40代になったら1回下がる、でも50代になったらまた上がる」と言われたのが印象深いです。だから50代の今、また上がってきている気がします。矢沢さんありがとう!
ボスには到底及びませんが、僕も今年でソロデビュー15周年になります。今日初めてラップのライブを見る人は、初回から最上級のラップが見られるからラッキー。ボスが出てくるまであと少し、ボスも会場が盛り上がってたほうが良いでしょ!
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