――セットでの撮影も日々されていますが、ECUの指令室など、セットの印象はいかがですか?
指令室は一番大事なところですから、セットも「気合い入っているな」という感じはありますね。その気合いが視聴者の皆さんにも伝わればいいなと思います。
――これまでお芝居の中でさまざまなアクションをこなしてこられたかと思いますが、本作におけるアクションシーンは他の作品と違いを感じますか?
アクション監督の志向があるので、「今までのものとは違うかな」という感じはしますね。ただ、アクションシーンというのはキャラクター(=役)の延長線上でやるものなので。
やっぱりアクションしている時も演技はしなければならないですし、そのシーンになったら急に切り替わってアクションだけになってしまうとか、そういうのもダメですし。
アクションをやる際は毎回そうなんですけど、すべてにおいて役の延長線上でやるのものだっていう意識をちゃんと持ちながら演じていますね。
――そんな中でも、今回のアクションは犯人を逮捕する上での「捕縛術」であったり、肉弾戦のような動きも多いのかなと思ったのですが…。
う~ん、そういう面でのリアリティーはあまり強くはないかな? 結局樋口というキャラクターは、相手を投げ飛ばして、最後は殴りすぎて顔が変形しちゃうようなところまでやってますから(笑)。
「アクションシーンが見どころ」と言っても良い気はするんですが、今回は絶対的にストーリー性が強いですね。あくまでアクションはエッセンスでありスパイスなので、それがプラスに働くことはあると思うんですけど、それだけじゃないなっていう。
ちゃんと物語が面白いんですよ。ちょっと怖いですけど。ハンマーで殴るとか鉄球で殴るとか…。今までに見たことのないようなドラマになっていると思います。
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