佐藤浩市&渡辺謙が緊迫の表情に…福島第一原発の作業員を演じる

2019/07/09 12:00 配信

映画

映画「Fukushima50」の場面写真が公開!福島第一原発の作業員・伊崎(佐藤浩市)と吉田(渡辺謙)の緊迫の表情(C)2020『Fukushima50』製作委員会

2020年3月公開の映画「Fukushima 50」の場面写真が公開された。

本作は、ジャーナリスト・門田隆将によるノンフィクション作品「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」(角川文庫刊)が原作で、2011年3月11日に発生した東日本大震災時の福島第一原発事故を描く。

マグニチュード9.0、最大震度7という日本観測史上最大の地震により、想像を超える被害をもたらした福島第一原子力発電所。その現場に残り、対応を続けた福島出身の作業員たちは、世界のメディアから“Fukushima50”(フクシマフィフティ)と呼ばれた。

本作ではそんな作業員たちにスポットを当て、あの現場で一体何が起きていたのか、その知られざる真実を描いていく。

主演を務めるのは佐藤浩市。福島出身で原子炉から最も近い中央制御室を指揮する、1・2号機当直長、伊崎利夫を演じる。また、福島第一原発所長・吉田昌郎役を渡辺謙が務める。

監督は「沈まぬ太陽」(2009年)を手がけた若松節朗、脚本はNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」(2014年)を手がけた前川洋一、さらに音楽は「日本沈没」(2006年)や「レッドクリフ」シリーズ(2008年~2009年)を手がけた岩代太郎が担当する。