今回のゲスト刑事は、地域課での献身的な活動により、若干21歳で刑事となった小倉安子(おぐらやすこ)。大岩一課長(内藤)からは“あんこ”の名で呼ばれる、シリーズ史上最年少刑事を演じるのは山本舞香だ。
山本といえば、空手の黒帯を持つ実力者。7月19日(金)から全国公開される映画「東京喰種 トーキョーグール【S】」では、喰種たちが集う喫茶店「あんていく」で働く喰種・トーカを演じ、主演の窪田らと共に華麗なアクションを披露することも話題を呼んでいる。
そんな山本が満を持しての刑事役、過激な捜査でホシを挙げるクールビューティーな刑事かと思いきや、本人も公式コメントで「普段とはかけ離れた明るい役」と語るように、ポジティブでいつも笑顔、等身大の21歳という印象。
これがまた新鮮で、「生きてるだけで十分幸せ感じちゃうタイプ」と笑顔を弾けさせる姿は、チャラいのか真面目なのか、こしあんなのか粒あんなのか、いやそのどちらでもなく小倉ですという感じ。
刑事なのでスーツか私服がメインなのだが、地域課時代の回想シーンでは、バッチリと婦人警官姿も見せている。
さらに、7日放送の「新作スペシャルI」にも登場した、やべきょうすけ演じる特殊班捜査係(SIT)の淡路左近から言い寄られる場面も。
淡路から「この作戦が終わったら、デートしてくれる?」と誘われ、あんこは満面の笑みで答えるのだが、もしかして淡路、死亡フラグ?と急にドラマチックでスぺクタクルな展開にドキドキ。
しかしながら、どんなキャストが出てきてもスッと溶け込める「捜査一課長」という受け皿には毎度驚かされる。
そして、「新作スペシャルI」に引き続き爆弾事件を扱う今回の事件。あらすじにもあるように、舞台は宇宙飛行士候補発表記者会見場で、前回、屋形船に仕掛けられた爆弾と同じ爆弾が会場内に仕掛けられたという。
解決したかに思えた前回の事件と、今回の事件がどう絡んでくるのか。犯人からは、爆弾は会見で“嘘”を言った瞬間に爆発する…と告げられるが、果たしてその嘘は、誰が、何を隠そうとしているからなのか。
そこで、今回は宇宙開発事業を推進する巨大IT企業“ギャラクシーK” 社長・黒木暁役の佐野史郎と、宇宙飛行士候補に決定した元教師・羽場衣織を演じる辺見えみりが事件のキーパーソンとして登場、どちらも怪し過ぎて…。
嘘、宇宙、さらにはちょうど「新作スペシャルI」が放送された7日に迎えた七夕。この三つが今回の事件を解くヒント…になるかもしれない。
なお、山本演じる“あんこ”は、凶悪犯やストーカーなど事件関係者にはモテるという設定。捜査情報を“貢がせる”なんてことも容易なので、甘く見ないほうがいい。
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