宮沢氷魚、新ドラマで夢かなう!?「ただ、甘えてみたいんです(笑)」

思ったことは分かりやすくシンプルに伝える

――確かに、第1話で会ったばかりなのに食事に誘われた鐘子も、丈の対応が紳士だから、ついOKしてしまうのかも？

でも、海外だとそれが当たり前というか。出会った日にご飯を食べに行くことはよくあるんですよ。下心なしに「おいしい店があるから行きましょう」って。日本だとなかなかないかもしれないですけど、僕は違和感がなかったので、(その展開が)スッと入ってきました。

――丈はいきなり食事に誘うだけでなく、発言の一つ、一つにもインパクトがありますが、もしかするとこれも“帰国子女あるある”ですか？

そうですね。海外生活が長い人はシンプルな日本語を使うんですよ。伝わりやすいように、遠回しな言い方をするんじゃなくて、思ったことは分かりやすくシンプルに伝える。だから、一言、一言が心に刺さりやすいんじゃないかなと思います。

――ほかにも“あるある”ありますか？

会いたくなったら、積極的に会おうとしますね。男女関係なく、会いたくなったら、『今、何してる？』『これから会わない？』って。忙しいかな？とも思いますけど、とりあえず聞いてみようって。

――そうなんですね。しかし、婚活で凝り固まった鐘子には、刺激が強すぎる気がします(笑)。ちなみに、鐘子とは偶然知り合いますが、そういう出会いには憧れますか？

経験したことがないので、一度は経験してみたいですね。例えば、遊園地に3人で行くと、ジェットコースターとかで1人余りますよね。そこに同じように3人で来ているグループと席をシェアして、同じ恐怖を感じたところから始まる恋とかいいと思います(笑)。