NHK BSプレミアムで毎週金曜に放送中のBS時代劇「螢草 菜々の剣」。本作に菜々の幼なじみ・宗太郎役で出演している松大航也にインタビューを実施。撮影の舞台裏や素顔に迫る。
――宗太郎はどんな役どころですか?
とにかく菜々のことが大好きな役です。菜々は父親が罪を被せられて殺され、母親も病気で死んでしまう。つらい思いをしているのに武家に奉公に行くので、幼なじみとしてすごく心配しています。でも、女中になるのは菜々が決めたことだから、どうしようもないんです。菜々は幼いころから好きだったので、心配する思いはより強くて、でも何もできない葛藤もあると思います。
――宗太郎に共感できるところがありましたら教えてください。
菜々を心配する気持ちはすごく共感できます。そこは視聴者の皆さんにも共感できるところであると思いますし、頑張れ!って思ってもらえるといいなと思っています。
――撮影現場の雰囲気はいかがですか?
時代劇は一度少しだけ出演させていただいたことがあるので、時代劇の現場の空気感というのはなんとなくわかっていたのですが、レギュラーで出演させていただくのは初めてなので、慣れないところもありました。熱い気持ちや魂の重さみたいな部分を表現するのは難しいです。
――撮影の合間はどのように過ごしていますか?
宗太郎の気持ちを考えたり、セリフの練習をしていることが多いです。感情を読み取るのはすごく難しいんですけど、ありがたいことに監督さん、プロデューサーさん、助監督さんなど、皆さんがたくさんアドバイスをしてくれて。いろんなことを学ばさせていただいています。
――どんなことを学びましたか?
僕が捉えていた宗太郎の気持ちとは違う感情も存在するということです。こういう気持ちもあるんだよと提示されたときに、僕が凝り固まっていたなと。まだまだ僕は浅くて、視野を広げていかなければならないなと思いました。それはすごくいい経験になりましたし、今後に生かしていきたいです。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)