7月14日(日)放送の「ザ・カセットテープ・ミュージック」(毎週日曜夜9:00、BS12 トゥエルビ)に、番組初のゲストとして、1980年代アイドルの一人、早見優が出演。MCのマキタスポーツ&スージー鈴木、カセットガールの外岡えりかとともに音楽トークを繰り広げる。
2018年11月4日放送の同番組「日本アイドル史概論」で、アイドル史を動かした楽曲として「夏色のナンシー」を取り上げ、早見優を「世界で一番美しい生き物」と断言したスージー鈴木。そんなスージーの思いに応える形で、番組初のゲストが迎えられることになった。
早見優のデビューは、アイドル歌手全盛時代の中でも最も華やかだったといわれる1982年。この年デビューのアイドルは「花の82年組」と称される。82年組の顔ぶれには、早見の他、中森明菜、小泉今日子、堀ちえみ、石川秀美、三田寛子、新井薫子、シブがき隊、新田純一らがおり、今でも一線で活躍するタレントが多数存在する。
そんな82年組アイドルの早見を迎えての特集タイトルは「日本アイドル史概論II」。昨年放送とはまた違った視点から、アイドル史をたどっていく。
スージー鈴木は、まず早見優の1986年の楽曲「Newsにならない恋」をセレクト。「本当に美少女。今のアイドルと比べてもNo.1美少女」とルックスを称賛した後、楽曲の魅力を語る。
CHAGE作曲「Newsにならない恋」での早見の歌い方は、スージーいわく“ロックンロール優ちゃんソング”。「発声がロックっぽく、湿度感がない」と特徴を指摘。1984年の早見のシングル「誘惑光線・クラッ!」と発声の違いを聴き比べる。
早見は「英語の歌詞を日本語風に歌ってくださいと言われた」「レコーディングが尋常な時間帯じゃないこともあった。夜11時とか」「『PASSION』は3回くらい歌って、すぐオッケーが出た」といった、アイドル時代のエピソードを次々と明かす。
スージー鈴木は、早見の出身大学に着目し、「上智歌謡」という切り口を持ち出す。そして、南沙織の「春の予感」、アグネス・チャンの「アゲイン」を取り上げていく。
今回は、早見優の思い出の一曲も紹介することに。早見はアン・ルイスの1984年のヒットナンバー「六本木心中」をセレクト。アン・ルイスとはデビュー間際から親交があるそうで、「プライベートは超ガーリー」なアン・ルイスのエピソードを紹介する。
一方、マキタスポーツは、独自の視点でアイドルソングをピックアップする。松本典子、南野陽子といった往年のアイドルファンにはたまらない歌手を取り上げて彼女たちの魅力を述べ、「三分間の宝石・フェアリーソング」と銘打って、川田あつ子らの楽曲を並べる特集も、マキタスポーツならではの視点で楽しい。
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