収録後には、早見優、マキタスポーツ、スージー鈴木、外岡えりかの取材会が行われた。
早見優は、「私の曲も丁寧に分析・解釈してくださって、振り返ってみて自分の中にあった意図をしっかりキャッチしてくださっていたんだなと、すごくうれしかったです。
2人はすべての楽曲に対して愛を持って接しているのが分かるし、マキタさんが南野陽子ちゃんの曲の歌詞を『もう一回聴いて!』と中学生男子に戻ったようなキラキラした目で語るのも素晴らしかったです」と、MC2人のマニアックな歌謡曲解析を楽しんだ様子。
マキタスポーツは早見優をゲストに迎えたことに「当時の話も聞けましたし、『忙しくて早送りをしてたような人生だった』とおっしゃっていることとか、歌手活動する中で大学生活の楽しさから生きている実感、プロのエンターテイナーとしての自覚をつかんでいった過程の話を聞けたのは収穫ですね。
僕らは物として残っている音楽の良さをたどって分析することはできるんですよ。当時の歌い手さんたちの気分とか、どういう気持ちで格闘していたか、曲に向かい合っていたかとか、勝手な妄想をするんですけど、ご本人の話をうかがうことで答え合わせができた気がして、面白かったですね」と満足げだった。
早見優の大ファンのスージーは「私は妄想が過剰すぎて、早見優のボーカルには洋楽の影響があると思っていたんですよ。雑誌でブルー・オイスター・カルトやAC/DCが好きだとおっしゃっていたんで。実際は、英語っぽく発音することには無意識だったと知ることができた。実りの多い収録でした。ありがとうございました」とファン心理を炸裂させながらコメント。
外岡えりかはアイドルの先輩・早見優との共演に「早見さんにお会いできたのがうれしかったし、当時の話をいろいろと聞かせていただき、私たちとは違う忙しさとか、本当に勉強になりました」と感謝の弁を口にした。
スージーは「やっとここで早見さんと同じ空気を吸うことができて…長生きして良かった」と待望の共演に大喜びの一方で、「でも席順に不満が残る!」と早見の真横の位置に座れなかったことに恨み節。
「マキタさんに早見さんが一度ボディタッチしたことを私は見逃していません!」と憤るスージーにマキタは「今日のスージーさんは狂気そのもの」とツッコんだ。
外岡はそれに「早見さんがゲストに来てくれたことで、お二人のテンションが見るからにいつもと違う。この位置(早見とスージーの間)ですいませんと思ったんですが、お隣にしたら早見さんが危険だからと、盾にされたんだと思います」と笑わせた。
早見は「すごく楽しく過ごさせていただいたので、機会があればまたゲストとして出演させてください」と締めくくり、「言いましたね。録音してますよ!」とオジサン2人に嬉しい悲鳴を上げさせていた。
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