――撮影はムロツヨシさん、渡辺大知さんとのシーンが多かったと思いますが、現場の様子を教えて下さい。
本当に学ぶことばかりでした。現場での居方や役に対してどう向き合っていらっしゃるのかなど、たくさん吸収しようと思って臨みました。
演技の中で“会話”できることが大きな経験だったので、成長できる時間を過ごさせていただきました。あと、撮影の合間に、お食事に連れて行っていただいたりもして楽しかったです。
――古田新太さん、田中圭さんのヤクザ姿はいかがでしたか?
田中さんは一度もご一緒しませんでした。古田さんは同じシーンがありましたが、歩くだけでオーラがすごかったです。かっこよ過ぎて顎が外れましたもん(笑)。古田さんのアクションシーンは必見です。
――古田さんが取材で「愛理ちゃんにレモンサワーを教えたことが手柄」と話していました。
手柄なんですか(笑)。昨年ソロデビューし、ライブの打ち上げで私以外のスタッフさんがみんなビールを飲んでいたので、私も「生中!」とか言ってみたくて。
お酒があまり強くないのですが、ビールデビューしました。ドラマの打ち上げでも「お酒分からないんですけど」と言ったら、みんなが「じゃあ、古田さんに教えてもらえ~」って。
それで「レモンサワーから始めよう!」となったんです。もう今じゃ、レモンサワーを見ると古田さんの顔が浮かぶようになりました。ムロさんに「師匠にすごい人を選んだね」と言われました。
――狛江の影響を受けて、仕事面も恋愛面も変化していく美月を表現するため、メークにこだわったんですよね?
恋愛に興味がないサブカル女子という役なので、最初はほぼメークをしませんでした。次第に男性を意識しだすので、徐々にメークを覚えていったんだろうなということが伝われば、うれしいです。
メークをしているシーンは出てこないですが、ちょっとした差に気付いてもらえたらいいな。
――具体的にメークのポイントはありますか?
美月ちゃんは元々メークをしたことがない設定なので、とりあえず濃くする感じです。初心者なので、濃くすることがメークを頑張っていることにつながるみたいな考え方です。
第5話(8月9日[金])では、チークをやり過ぎて真っ赤な口紅で張り切っています。
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