7月19日(金)より、金曜8時のドラマ「警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~SEASON4」(毎週金曜夜8:00-8:54、テレビ東京系ほか※初回は夜8:00-9:48)が放送される。
空気が読めないキャリア警視・冬彦(小泉孝太郎)と、勝ち気な現場のたたきあげ刑事・寅三(松下由樹)の“迷コンビ”が復活。厄介払いされたメンバーが集まる「ゼロ係」が、冬彦に振り回されてさまざまな事件に巻き込まれていく姿を描く。
今回、主演の小泉がチームワークばっちりな「ゼロ係」の現場の様子などを語ってくれた。
――シーズン4のお話を聞いた時の印象は?
どの作品においても、毎回どうやったら完全燃焼できるのかということを考えて演じています。シーズン3の時も「もう次はない」と思ってやり切りました。シーズン4ができる驚きよりも、喜びと重みを感じた気がします。
過去3回演じて「これがゼロ係なんだ」とはっきり見えた形があるので、またあのクオリティーで皆さんに楽しんでもらえるよう演じられるかと、少し不安を感じました。どの役もそうですが、冬彦は特に子供のような独特な役なので、不安がよぎったんです。
ですが、出演者みんなで顔を合わせると、その不安はゼロになりました。「ゼロ係」は、例えるならサッカー日本代表の代表招集のような感じ。各々が海外のクラブで戦っていて、代表戦の時にだけ集まって試合をするような。みんなと毎日一緒にプレーはしていないけれど、「こうパスをしたら、こういうふうに決めてくれる」と分かり、練習なしでせりふさえ覚えていれば、ぶっつけ本番でもいけるような絶対的な安心感、信頼感はあります。
――「ゼロ係」は、テンポのいい会話劇も魅力の一つですよね。
みんながそれぞれの役割を分かっていて、自由自在に動けてしまう心地よさは、「ゼロ係」のチームは群を抜いているような気がします。きっと視聴者の方が台本を見たら、「ここを足して、ここを削ったんだ」と映像との違いにびっくりすると思います。
でも、馴れ合いや身内だけの笑いではないのは、出演者全員が求められている空気感を共有しているからです。一人でも違う方向に走り出したらあの空気感は生まれないので、すごいなと感じます。
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