中谷美紀、シングルマザーのキャリアウーマンに!

2019/07/26 09:47 配信

ドラマ

中谷美紀がテレビ東京の連続ドラマでは初となる主演に(C)テレビ東京

中谷美紀のコメント


――出演が決まった際の感想を教えてください。

総合商社は、企画力と行動力、人間力のある人材が、存分に力を発揮できる場所である一方で、日和見主義で立身出世にまい進する人もいるとのこと。そこで海原晴という人間がどのように立ち回っていくのか。今から演じることが楽しみです。

――中谷さんから見た海原晴はどのような印象ですか?

しがらみなどには目もくれず、プロジェクトの成功に尽力する一方で、利発で頼りがいのある息子を育てる母親の一面もある、人間力あふれる女性です。

――テレビ東京の連続ドラマ初主演ということですが、意気込みを教えてください。

テレビ東京のドラマは「模倣犯」(2016年)以来です。ですが、連続ドラマに出演させていただくのは初めてとなります。今回は原作がある物ではなく、オリジナル企画での連続ドラマです。ニッチで挑戦的な作品を続出されているテレビ東京さんならではの企画力と、龍居さんの脚本を信じて撮影に励みたいと思います。

――最後にメッセージをお願いします。

仕事と家庭の両立は男女問わず悩ましいテーマではありますが、今回のドラマでは海原晴の明るさと息子の物分かりの良さで、仕事場でも家庭でも、いかなる問題も乗り越えていきます。むしろ海原晴のような人間は問題が多いほど燃えるタイプなので、そんな晴を一緒に応援していただけましたら、ありがたい限りです。

稲田秀樹プロデューサー(テレビ東京)コメント


まだ私が高校生だった頃に夢中になってみた「ザ・商社」(1980年、NHK総合)という松本清張原作のドラマが今も印象に残っています。日本独特なその会社のスタイルは、当時はエコノミック・アニマルの象徴として批判的に語られることも多かったように思いますが、それは間違いなく「時代」を表していました。

そこから時を経ること40年、日本を取り巻く経済事情も、日本人の働き方も大きく様変わりしました。しかし、商社がまだまだ日本をけん引する存在であることに変わりありません。

「時代」を描くドラマBiz枠の企画開発で悩んでいた頃、この企画書に出合い、「これなら『今』を描けるじゃないかと」ポンと膝を打ったのを憶えています。

今回、そんなすてきな企画をとってもすてきな中谷美紀さん、そしてすてきなクリエイターの皆さんと一緒に生み出せることに幸せを感じています。

このドラマを見た方々が、「今」を感じながらも、その先の「未来」に向かって活力を得てもらえるような作品にしたいと考えています。働き世代の大人はもちろん、今の高校生世代にも見てほしいです。

栗原美和子プロデューサー(共同テレビ)コメント


この企画は5年前から温めてきたオリジナル企画です。

8年ほど前、私が某大手総合商社の系列会社で働いた経験があり、その時に「総合商社ってすごいな! 面白いな!」と思ったと同時に、「マスコミ業界とは大きく違うな…」と感じました。

それと同時に、「総合商社を舞台にした連続ドラマを作りたい」「総合商社の水に合わない女性が、アグレッシブに活躍していき、いずれ合わないと思っていた仲間たちと心が通い合う…。そんな物語を創りたい」と強く思いました。そんな最中、テレビ東京さんに「ドラマBiz」という新枠が生まれ、ご縁あって晴れて連ドラ化できることになり、とてもうれしく思っています。

今回の女性主人公は単に仕事ができるだけではなく、10歳の息子を育てるシングルマザーです。なので、主人公のイメージは実生活でもスマートで語学も堪能な中谷さん以外考えられませんでした。今のワーママがどんな暮らしぶりをしているのかも描いていくので楽しみにしていて下さい。

そして、ドラマBiz枠であっても“恋愛”も忘れずに、視聴者の皆さんがワクワクっとなるラブ要素も描いていきます。そんな欲張りなドラマBiz「ハル ~総合商社の女~」にご期待ください。

関連人物