これまでにも「ONE PIECE FILM GOLD」(2016年)、「映画 妖怪ウォッチ FOREVER FRIENDS」(2018年)などで声優を務めてきた小栗旬が、新海誠監督の作品に初参加。離島から東京に家出してきた主人公・帆高(醍醐虎汰朗)を住み込みで雇うことになる編集プロダクション経営の須賀圭介の声を演じている。
――今回のオファーの経緯を教えてください。
半年前ぐらいにプロデュサーの川村元気さんから直接連絡をいただきました。ちょうど僕が演じた須賀というキャラクターの声を誰にするか悩まれていたときみたいで、「もし良かったら参加しない?」と。僕も新海監督の「君の名は。」(2016年)をすごく面白いと思って見ていた人間なので、お話をいただけたのはとてもうれしいことでした。
――小栗さんが演じられた須賀は、小さな編集プロダクションを営んでいるライター。怪しげなオカルト雑誌を手掛けているという設定ですが、須賀の印象は?
ちょっとうさんくさいところがありますよね(笑)。でも、行き場を失っていた帆高を自分のところに迎えたり、何だかんだで面倒見がいいところがある。そんな裏腹なところはステキだなと思います。
――小栗さんなら実写でも演じられそうなキャラクターですよね?
できるかもしれないですね(笑)。
――ちなみに須賀はオカルト雑誌のライターをしていますが、小栗さんはそういう摩訶不思議なことを信じますか?
オカルト的なことはあまり信じないですけど、神様がいるんだろうなと思っているので、神頼みをすることはあります。
――それはどんなときに?
一時期、舞台に出演すると体調を崩すときがあって、これは舞台の神様に嫌われてしまったんだなと。それ以来、芸事の神様が祀られている神社にごあいさつに行くようにしています。
――その効果は?
毎年必ず1回はお参りに行くようにしているんですけど、逆にこれをやめて何かあったら怖いなと思うので、もう習慣になってますね(笑)。
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