テレ東・五箇公貴Pが語る「サ道」映像化の裏側『スタッフもキャストもサウナ好き』<インタビュー前編>

2019/09/06 08:00 配信

ドラマ

「サ道」5話より、休憩するナカタ(原田泰造) (C)「サ道」製作委員会


現代社会の新しいストレス解消法とは…


――五箇さんにとってサウナとは「行き詰まったらいくところ」とお聞きしました。

サウナは、中に携帯を持っていけないし、遮断された空間の中で自分と向き合うことができます。この殺伐とした現代に生きてると毎日何かしらストレスってあるじゃないですか。

でも熱いサウナ室でじっくり自分と向き合い、キンキンの水風呂に入ってクールダウン。そしてゆっくり休憩。これを3回程繰り返すと自分を解放できる。それで行き詰ったことも忘れられます。ご飯を食べてストレスを解消する「孤独のグルメ」に対し、本作は、サウナに入り“ととのって”ストレスを解消する現代のドラマという位置付けもあるんです。

――現代社会の新しいストレス解消法を提唱しているのですね。

私はサウナで“ととのって”から仕事の打ち合わせをしたり、会食に行ったりすることもあります。そうすると「まぁ、いっか。なるようになるさ」という気持ちになれます。

仕事のプレッシャーから解放されるというか。なので私は働き方改革、ワークライフバランスをとる上で欠かせない存在がサウナなんじゃないかと思っています。