磯村勇斗、“時効警察”に出演決定!「実は僕、オダギリさんの大ファンで…!」

2019/08/07 05:00 配信

ドラマ

10月スタート「時効警察はじめました」に出演する麻生久美子、磯村勇斗、オダギリジョー(C)テレビ朝日

磯村「(ふせさんは)母ちゃんみたい」


――康知を演じる上で、何か気を付けていることはありますか?

力を入れすぎるわけでもなく、力を抜くわけでもない「時効」の空気感になじむには、糸をピンと張りつつも、どこか弛むような余裕を残さなきゃいけないと思いながら臨んでいますね。というのも、「時効」は台本を超えたアイデアがたくさん飛んでくる現場。瞬時に反応できる柔軟性と視野が必要ですし、そこにしっかりと食らいついていきたいので、自分からもいろいろ提案させていただいています。

――ちなみに、元ツッパリっぷりが出る場面では「今日から俺は!!」(日本テレビ系)の要素も出たりするんですか?

僕も当初はそうかなって思ったんですけど、あれをなぞると、まったく違うキャラになってしまうので、今回は康知なりの新しいツッパリ像を出したいな、と。母ちゃんとの掛け合い共々楽しんで演じたいです。

――ふせえりさんとは普段どんな関係なんですか?

ふせさんとは普段から、息子と母ちゃんみたいな立ち位置ですね。そういえば先日、ふせさんからモリンガというすごく苦い“実”をいただいたんです。食べた後に水を飲むと、ただの水がすごく甘く感じる不思議な実なんですが、僕は少ししか水を飲まなかったから、すごく苦くて、口の中がイガイガしながら撮影をするはめになっちゃって…(笑)。でも、それも面白いなって! そういうことも全部含めて「時効」の空気なのかなぁと思って楽しみました。

――個性的な監督と脚本家が多数参加する現場というのも、「時効警察」の特徴ですが…?

三木さんが作られたベースラインの幹から、柔軟に細い枝を育てていくような感覚なんですけど、監督によってアイデアも演出方法も全然違うので、すごく新鮮です。僕も俳優として、もともとある「時効」の空気を大切にしながら、会話をしっかり楽しんで演じることを意識して臨みたい。最終的に“お芝居を楽しめる体”を自分のものにできたらいいなぁと思います。