中村ゆり、初共演・加藤雅也に「ダビデ像みたいに美しくて、クールな方なのかと」

2019/08/07 13:28 配信

映画

映画「影に抱かれて眠れ」の完成披露試写会が行われ、主演の加藤雅也、共演の中村ゆりらが登壇した(C)BUGSY

初プロデュース・中野英雄が登壇


一方、カトウは「真っすぐに兄貴を慕う役どころで、撮影中は慕える兄貴の背中があったのでやりやすかった。すべて兄貴にお任せする感じでした」と大先輩の胸を借りたことを告白。

それに加藤が「うまいことを言うなぁ~」と感心すると、すかさず「うそです! 怖い先輩方ばかりで肩身の狭い現場でした!」とジョークで笑わせた。

和泉監督は「平成最後の夏、本当に暑い夏で僕らも熱かった。限りなくフィルムノワールに近いハードボイルド映画です。俳優さんたちの汗の量もすごいです。みんな汗だくでした」と漢(おとこ)たちの現場を回想した。

ここで、本作でプロデュース業に初挑戦した俳優・中野英雄と、脚本を担当した小澤和義がサプライズで登壇。

中野は「初めてのプロデュースで右も左も分からなかったけれど、今日という日を迎えることができて最高です」と満面の笑みを浮かべた。

小澤は準備稿が17稿にも及んだことに触れつつ、「中野英雄のプレッシャーと監督のプレッシャーがすごかった」と激闘を口にしていた。

最後に加藤は、「日本ではハードボイルドやフィルムノワールの映画を作るのが難しくなっている。その中で今回のような作品が完成したのはうれしい。このような映画がもっと支持されて、もっと作っていきたいという思いがある。多くの人に見ていただき、宣伝していただきたい」と熱い思いを吐露した。