常盤貴子・木村多江・貫地谷しほり・上白石萌音の小説朗読を人気音楽家の演奏とともに楽しむ4夜連続音楽会

2019/08/10 09:30 配信

音楽

女優陣のコメントを紹介


常盤貴子:最初に読んだ時には「とても綺麗な物語だなぁ」と感じただけだったのですが、何度も声を出して読んでいるうちに、いろんなものが立体的に浮かんできて、登場人物の思いが込み上げてきました。

木村多江:とても柔らかな優しい文体で、月や花の景色が浮かび、光をふわっと感じるような空気感を読み取ることができました。その月の下の風や花、虫の声が聞こえるように表現できたらいいなぁと思って朗読しました。

貫地谷しほり:ことばの言い回しが難しく、独特なリズムがあり、声に出して読むとより難しかったです。男と女の関係を面白く描いたミステリー小説。ちょっと滑稽なところもあります。夫と妻の会話は朗読しながら楽しめました。

上白石萌音:等身大かと思えば達観していたり、多感な時期だからこそのにおいがするほどの文章。感じたことがあるけど言葉にできなかったことを文字にしてあって、すごくうれしくもなりました。こんな風に大切に感受性豊かに生きたいと思いました。