阿部進之介&馬場ふみか、心の奥底に潜む“ダークな一面”とは?<Interview>

2019/08/22 07:00 配信

芸能一般 インタビュー

ドラマ「名もなき復讐者 ZEGEN」で共演した阿部進之介、馬場ふみかにインタビュー<阿部進之介>ヘア&メーク:中島彩花(ブュアナブー)、<馬場ふみか>ヘア&メーク:八戸亜季子、スタイリスト:小笠原吉恵(KASK)


「第17回『このミステリーがすごい!』大賞」U-NEXT・カンテレ賞サプライズ受賞作で、『このミス』大賞ドラマシリーズ第2弾「名もなき復讐者 ZEGEN」(毎週木曜夜0:25-0:55、カンテレ/毎週金曜朝10:00よりU-NEXTで配信)が、8月29日(木)にスタートする。

自らを「女衒(ぜげん)」と名乗り、謎だらけの性風俗斡旋者を演じるのは阿部進之介馬場ふみかは、母国に住む夫の治療費を稼ぐために風俗店に従事する中国人・李雪蘭を演じる。

裏社会で生きる男が繰り広げるダークエンタテインメント。この難役に、二人はどう立ち向かっているのか。

馬場ふみか「孤独さを感じ取ってもらえたら」


──まずは、それぞれの役どころから聞かせてください。

阿部:重い過去を背負っている役柄です。両親がいなくて施設で育っているので、恵まれているとはいえない環境。一見すれば暗くなりがちな役なんですけども、あまりそこに引きづられすぎないように、日々生活していければいいなと演じましたね。

馬場:「中国人!?」って最初は思いました。これまで日本人しか演じたことがないので。日本人か人間じゃないか、しかないので。

阿部:人間じゃないか(笑)?

馬場:っていうことがあったので、国が違うと文化も違うから、どうやって演じていこうかなぁって最初は思ったんですけど。でも、彼女の生きていく力の強さが見えてきて、私自身が尊敬できる女性だなって思いました。一人で言葉が違う日本にやって来て、働く女性ということで、孤独さを感じ取ってもらえたらいいなぁと思います。

馬場ふみかは風俗店に従事する中国人・李雪蘭を演じる(C)2019 U-NEXT/カンテレ


――中国語も習得して…。

馬場:難しかったですよ。

阿部:簡単じゃないよね。

馬場:簡単じゃない。日本語と全然音が違って、それはすごく難しかったですね。