「GANTZ」公開で、二宮和也「いろいろなことが気になるPART1です」

2011/01/31 22:41 配信

映画 コミック

戦いを否定しつづける青年・加藤役の松山ケンイチ

映画「GANTZ」の初日舞台あいさつが1月29日、都内で行われ、出演者の二宮和也松山ケンイチ、吉高由里子、本郷奏多、夏菜山田孝之、田口トモロヲと、佐藤信介監督が登壇した。

同作は、週刊ヤングジャンプ(集英社)で連載中の奥浩哉による人気コミックを実写化したSFアクション・サスペンスの第1弾。電車にひかれて命を落とした玄野(二宮)と加藤(松山)は、死んだはずの人々と一緒に、謎の黒い球体=GANTZのある部屋に集められる。彼らはGANTZに、敵である星人との戦いを指示され、さまざまな星人と戦いを繰り広げていく。続編となる「GANTZ PERFECT ANSWER」は4月23日(土)から公開。

舞台あいさつに登場した夏菜は「今まで仕事やプライベートですごく悩んだり、つらい思いをしてきて、自分の存在価値が分からない時期に『GANTZ』に出会いました。映画の中でも“存在価値”という言葉が出てくるんですけど、わたしも『GANTZ』に出会えて“存在価値”が実感できました」と振り返った。

“やりたくなかったシーン”を聞かれた山田は、「これは今後の仕事に関係してきますよね(笑)。すべてのシーン、楽しくやらせていただきました」と、遠慮がちにコメント。一方の松山は「仕事ってやりたくない、やりたいで決められるものじゃない。やるしかないんですよ!」と、もっともな意見で一同を納得させた。

主演を務めた二宮は「ここが始まりだと思っています。きょう来られていない出演者、スタッフのみんながこの初日を喜んでいます。いろいろなことが気になるPART1だと思いますので、これを見て自分なりの答えを持っていただきたいです」と呼び掛けた。

最後に松山は「PART1は原作の世界観を忠実にしているんですけど、PART2は映画オリジナルのストーリーとなって完結します。原作は完結していないですけど、映画は完結するので楽しみにしていてください」と、早くも次回作について言及した。

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