村上虹郎主演、武正晴監督の映画「銃-The Gun-」が、「JAPAN FILM FESTIVAL LOS ANGELS2019(第14回ロサンゼルス日本映画祭)」で最優秀監督賞を受賞した。
作家・中村文則のデビュー作「銃-The Gun-」を原作に、奥山和由プロデューサーが企画・製作を手がけた作品。
銃を手にしてその魅力にとらわれ、かつ支配され、徐々に狂気が満ちていく難役の主人公・西川トオルを村上が熱演。ヒロイン・ヨシカワユウコを広瀬アリス、トオルを追いつめる刑事をリリー・フランキーが演じている。
上映後にはアメリカの観客から「全編モノクロで、どこか非現実的感を演出しているけれども、最後にカラーになって一気に現実感を放ち、どこか悲しげな余韻と衝撃を残していて、銃社会のアメリカに住む人にとって、問題提起させられる作品だった」など、大きな支持を得た。
授賞式の模様は公式YouTubeで公開されている。
最優秀監督賞をいただきましてありがとうございました。
「銃-The Gun-」という作品は、問題提起としてアメリカという国で上映することを目的の一つにしていたので、アメリカで上映していただいて感謝します。
今回、日本の大学生(男性)が銃を拾うという物語だったのですが、日本に帰国したら女性が銃を拾うという「銃」の続編を撮ります。帰国したら、スタッフみんなも喜ぶと思います。
監督賞というのは、スタッフの代表の賞だと思っているので、スタッフ、キャストの全ての皆さま、映画をご覧になっていただいた皆さまに心から御礼申し上げます。ありがうございました。
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