「きのう何食べた?」が4部門受賞の快挙! 第101回ドラマアカデミー賞結果発表

2019/08/21 14:23 配信

ドラマ

ドラマ24「きのう何食べた?」が4冠を達成!撮影=玉井美世子

2019年春(4~6月)クールに放送されたドラマを対象に開催した「 第101回 ザテレビジョン ドラマアカデミー賞」全8部門の結果を発表中。最優秀作品賞は、西島秀俊内野聖陽W主演のドラマ24「きのう何食べた?」(テレビ東京系)が受賞した。

よしながふみの同名漫画の実写化で、弁護士のシロさんこと筧史朗(西島)と、美容師のケンジこと矢吹賢二(内野)の男性カップルの日常や苦悩を描き、話題を集めた。また、史朗が作るおいしく安上がりな手料理も注目され、レシピをまねしたという視聴者も多かった。

その「きのう何食べた?」で、人当たりがよく、かわいい物やピンク色が大好きな賢二を演じた内野は、イメージを覆す乙女な演技が評価され、主演男優賞に輝いた。

同作は、脚本賞(安達奈緒子)、監督賞(中江和仁監督、野尻克己監督、片桐健滋監督)と合わせて4冠。また、テレビ東京のドラマが最優秀作品賞を受賞するのは今回が初と、快挙を達成した。

同作を手掛けた松本拓プロデューサーは、「終わってみて、あらためてすごい原作だったのだなと思いました。(ドラマの成功は)安達奈緒子さんの脚本、中江和仁監督ら演出陣という作品の心臓部がビシッと決まったこと、そして何より西島秀俊さん、内野聖陽さんに主演していただけたことが大きかった。お二人がこの作品を好きでいてくださったので、あの芝居が生まれたのだと思います」と語った。

全ての受賞結果は下記の通り。受賞者のインタビューは発売中の週刊ザテレビジョン8/30号、およびWEBサイト「ザテレビジョン」にて掲載。さらに、WEBサイト「ザテレビジョン」では、受賞者たちの誌面未掲載コメントを含めたロングインタビュー記事を随時公開していく。

最優秀作品賞:ドラマ24「きのう何食べた?」(テレビ東京系)

主演男優賞:内野聖陽(ドラマ24「きのう何食べた?」)

主演女優賞:吉高由里子(「わたし、定時で帰ります。」)

助演男優賞:濱田岳(「インハンド」)

助演女優賞:菜々緒(「インハンド」)

脚本賞:安達奈緒子(ドラマ24「きのう何食べた?」)

監督賞:中江和仁野尻克己片桐健滋(ドラマ24「きのう何食べた?」)

ドラマソング賞:菅田将暉「まちがいさがし」(「パーフェクトワールド」)