取材日は、薬師丸ひろ子演じる純子の入院中のシーンをスタジオで撮影。見舞いにやって来た崇史(相葉)が所属するチームのマネジャー・椎名優希役の波瑠の姿もある。ここでは、崇史、純子、優希それぞれに不安や心配を抱える描写があるため、独特の緊張感がセットを包む。
早速リハーサルがスタート。台本にせりふがない部分について「もう少し会話をしましょうか」と監督が提案すると、薬師丸がアドリブでキュートな母親ぶりを披露し、出演者やスタッフが自然と笑顔に。
無事にリハーサルが終了し、いよいよ本番へ。相葉は病室にあるソファに腰を下ろし真剣な表情で「崇史」へと気持ちを作っていく。その集中力は、カメラのセッティングで騒がしいセットの中にいるとは思えず、彼の周りからは音が消えているかのような印象を受ける。
本番も大きなミスなく撮影が進む。スタッフに「このカットは○○までだよね?」と確認し、納得すると「了解」という意味で少しだけ“相葉スマイル”を見せることもあったが、スタジオにいるほとんどの時間は真剣な表情の相葉。
ずっと集中モードでいるかと思えば、自分の撮影風景を取材するために集まった10以上の媒体にもきちんと気配りも。
ドラマスタッフの動きを見て、取材陣に「今やっちゃう? 邪魔にならないところで(撮ろう)」とフォトセッションのタイミングを自ら提供。短い時間の撮影タイムとなったが「すみません~!」と爽やかに去っていく姿にベテランカメラマンたちも「さすが相葉くん」「ありがたいね」と目を細めていた。
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