「サウナーマン―」主演・眞島秀和「まさか40代になっても初めての経験ができるなんて、本当にありがたいなって思います」

2019/08/23 08:00 配信

ドラマ

個性的なキャラクターたちがサウナを舞台に“裸の付き合い”を繰り広げる異色ドラマ「サウナーマン~汗か涙かわからない~」が、8月25日(日)からABCテレビで放送スタート。10年間涙を流していない主人公・黒柳ヨシトモを中心に、サラリーマンや役者志望のイケメン、刑事ら客たちの悲喜こもごもをコメディータッチで描いていく。

今回、主人公のヨシトモを演じる眞島秀和に、“基本、ほぼ裸”という収録現場の思い出や、番組の見どころなどを語ってもらった。

セットに入ってあいさつをすると「いらっしゃいませ」と眞島さん撮影=諸井純二


“サウナー”ではないけどサウナにはよく行きます


――本作の主演が決まったときの感想から教えてください。

「最近、サウナが流行っているということは知っていたのですが、まさか自分が主人公でサウナのドラマをつくる、ということに驚きました。ただ、サウナの面白さとかサウナの魅力を伝えるドラマというより、登場人物の人間ドラマにスポットを当てたハートフルコメディーということを知り、それは面白いなと思いました」

――サウナ自体はよく行かれていたのですか?

「月に数回は行きますが、巷で言われている“サウナー”(サウナをこよなく愛する人々の名称)ってほどではないですね。リフレッシュにもなるしストレス解消にもなるので行くっていう程度です。行ったら、7.8分ほど入って、水風呂に浸かり、休憩する…。この基本形を3セット繰り返す。まぁ、そんなに特別なことをしていないですよ。常連が集まったら、彼らみたいに楽しそうに話し合ったりするのかもしれないですが、そこまで常連ではないですし(笑)。ほどほどに楽しんでいます」

撮影現場は常に“裸”。体づくりをせずに素を見せます!


――今回の撮影現場は文字通り“裸の付き合い”ということで、撮影中はほぼ裸と聞いたのですが…。

「通常、ドラマに入る前に役柄で着る衣装を合わせる衣装合わせという工程があり、それは今回もあったのですが、行ったら、『今回は、衣装はありません!』って言われて(笑)。そりゃそうなんですよ。基本、裸しか出てこないから。なので、衣装合わせは、タオル合わせになり、タオルの丈の長さや色などベストなものを選びました(笑)」

――裸が衣装ということですね。今回のために“体づくり”など事前準備をされましたか?

「今回のヨシトモという役は、ほぼ実年齢。そして彼は40歳を過ぎているのに脚本家を目指している人。なのであえて体はつくらず、そのままの姿を見せようと思いました」

――以前はバランスボールなどして体力づくりをされていると聞いたことがあったのですが、そのような日々の運動もされてないのですか?

「はい。ちなみに最近はバランスボールに全く乗っていません。家の片隅にはあるんですが、今は、小さくしていて(笑)。それでもいつもは運動不足にならない程度に体力維持の運動をしていたのですが、今回はそれすらもやめています。もう素のままですよ(笑)」